ソバージュと言う名の化石 | PRAINSのブログ

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今から遡る事20数年前「ソバージュ」と言う髪形が流行りました。
時代はバブル絶頂期、世の女性たちは下着が見えそうなくらい短いスカートに胸元を強調させるボディコンシャスな服を身にまとい扇子を持って踊り狂ってた時代です。
男たちはイタリア高級ブランドのスーツを身にまとい札束を切りながらそんな女の子たちを追いかけてた、、、
 
そんな時代に「ソバージュ」は誕生しました。
火付け役は当時トレンディードラマの2大看板女優W浅野こと「浅野温子、浅野ゆう子」でしょう。
世の女性たちはW浅野になりたくて こぞってストレートのワンレングスとワンレングスにハードウエーブを利かした「ソバージュ」を交互に繰り返しました。
前髪はお決まりの鶏冠(トサカ)これで皆W浅野になったのです。
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どうです?見事な鶏冠でしょう(笑)
20数年前のあの時代はこれで良かったのですが今見ると笑えますよね。
時代性を感じます。
「ソバージュ」と言う髪形、簡単に説明するとワンレングスのボブにハードなウエーブパーマをかけたものです。
髪の毛の少ない人はまだそれでも良かったけど髪の毛の多い人はボリューム満点大爆発です。
それを抑えるためにサイドの毛やトップの毛をゴムで結わえて誤魔化してました。
 
はっきり言います、今の時代「ソバージュ」って言う言葉自体「死語」です。
今テレビで見る限りお笑いの椿 鬼奴がギャグにしている位です(笑)
「ソバージュ」って語源は たしかフランス語で「荒々しい、野性味のある」って意味だったと記憶してます。
 
今でもたまに街で「ソバージュ」見かける事があります。
時代錯誤を感じるし怪しく見えるのは僕だけでしょうか?
ちょっと悲しくなります、今風のウエーブヘアーにすれば凄く素敵になるのに、、、って。
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「ソバージュ」とどこが違うのでしょうか?
1番の違いはカットです。
今の時代のカットは必ず毛量調整をします。
そうすることで空気感が出てウエーブにしてもナチュラルな大きい動きが出るのです。
勿論パーマのかけ方も違うし、パーマ液も違います。
写真よりもっとハードなパーマもあるけど、「ソバージュ」みたいに不自然にはなりません。
 
世の中何が流行るか分からないし時代(流行り)は巡ると言います。
でもあの時代の「ソバージュ」は無いと思います。
ナチュラルでは無い、鶏冠も含め、そう不自然なのです。
 
ソバージュな方是非1度相談にいらして下さい、きっと何倍も素敵になれる事を約束します。