みなさま、こんにちは。
プロジェクト北極星 主宰・ことり暮らすのあかねです。
また１週間あいてしまいました💦
書きたいこと、書かなくてはと思うことがたくさんあるのですが、
辛い内容が多いので、なかなか書くのが進まずにいました。
でも、ペースを上げなくてはと焦っています(~_~;)
前回の続きから書いてまいりますね。
* * * * *
プラケの中で
水入れにとまる みくり
しかし、翌朝
おやすみカバーを開けると、
大量に吐いて、しんどそうにしているみくりがいました。
プラケも、みくりのお顔も、
白いベタベタだらけになってしまっていました。
これはただ事ではないと感じ、
朝一番で動物病院に電話し、
幸運にも、すぐに診ていただけることになりました。
診察室でのみくり
レントゲンでは異常なし。
そのう・糞便検査では、AGYや原虫などは見つかりませんでしたが
そのうに運動性の短桿菌が多く見つかり、
善玉菌がほとんどいない状態ということがわかりました。
運動性の短桿菌の正体までは、よくわからないようですが
悪いものであることは確かで、抗菌剤を飲むことに。
（内容が前後してしまうのですが、
この運動性の短桿菌は、のちに
同じプロジェクトっ子の藤ちゃんのそのうからも見つかりました。
↑の動画は、藤ちゃん診察時のものです。
左下あたりで動き回っているのが、運動性の短桿菌です。）
AGYは検出されなかったものの、
同じケージで北海道にやってきた子たちからAGYが出ていることもあり、
AGYが悪さをしている可能性も考えて、
抗AGYの注射も、栄養剤と一緒に打っていただきました。
とは言え、重大な問題があるとまでは感じられず、
薬が効けば、早めによくなるのでは、という見立てだったと思います。
食欲が落ちていたので、
その時すいれんにあげていたものと同じフォーミュラAI（流動食）も
できる限りこまめに与えていくことにしました。
この日は午後から仕事でしたが、
合間合間で帰ってきて、ごはんをあげるつもりでいました。
そして、１５時前に一度仕事から戻り、
プラケを見ると、
みくりがフラフラになって、翼を広げて立っていました。
すぐに手に包んで声を掛けましたが、
そのあと間もなく、
逝ってしまいました。
信じられませんでした。
昨日まで、あんなにたくさんごはんを食べていたのに、
朝の急変から、
あまりにも、あっという間で。
北海道に、わが家に来てから、たった１０日でした。
それでも、思いを込めて名前をつけて、
本当に愛しいなと感じて。
これからだね、と思っていたのに。
その後、獣医師の先生に報告をして、
先生の見立てをお聞きしてみると、
「そのうに悪玉菌が多くて良い菌がほとんどなくなっている状態だったため、
急激にそれが身体にまわり、敗血症や、脳炎につながったのかもしれない」
とのことでした。
そういうこともあるのだな、と
身をもって理解しました。
みくりちゃん、本当にかわいい子でした。
もっともっと、一緒にいたかった、
たくさん楽しいこと、美味しいもの、用意してあげたかった。
仲良くなりたかったです。
たくさんの命がいれば、
それだけいろんなことがあるのかなと、
この時、改めて感じたように記憶しています。
みくりちゃんを亡くしたことは辛いし、悲しいけど、
でも、だからこそ
他の子たちを守っていかなくちゃ。
せっかく北海道にやってきてくれた、この子たちを、と。
そうして泣きながら仕事をして、
その翌日、
今度は別の子が急変しました。
次の記事に続きます。