みなさま、こんにちは。
主宰・ことり暮らすのあかねです。
あかね家の巣引き、約2年ぶりに再開しております!
前回の記事では、
いなほ&なずなペアが同居開始と書きましたが、
直後になずなくんが換羽に突入してしまい、
準備万端ないなほちゃんとはタイミングが合わなくなってしまったので、一旦ペア解消。
そして、新たに同居開始となったのが
瑞(みず)ちゃん&楪(ゆずりは)くんペアです。
左:瑞(みず)ちゃん
右:楪(ゆずりは)くん
ゆずくんはライラック(アメシスト系)の美しい男子です
シナモンもダイリュートも持っています
みずちゃんは、
プロジェクト北極星で「水彩画系」と呼ぶカラー
この子も、シナモン、ダイリュート、両方持っています
みずちゃんは父ポプラ譲りのスパングルで
背面から見てもとても綺麗です
みずちゃんもゆずくんも、今回が初めて同士の巣引きです。
不慣れながらも仲を深め、
巣箱のリフォームも一生懸命し、
同居開始から約2週間で1個目の卵を産みました。
記念すべき第1卵!
プロジェクト北極星のメンバーにならい、
私も今回から「卵の重さを測ること」と「卵に番号をマーキングすること」を始めました。
丈夫なヒナが産まれるためには、卵の質が良くなければいけないので、
重さはひとつのいい指標になっていくと思います。
番号のマーキングはドキドキでした。
濃い鉛筆(私は6Bを使いました)で書いたのですが、卵の殻を突き破ってしまうんじゃないかとハラハラ。そんなことは起こらないのですけどね。
あまりにもビビッて、弱気すぎる「1」が、↑の画像で確認できます(笑)
この1個目を産んだあと、みずちゃんは自分で産んだ卵にびっくりしており、
しばらくは恐る恐る巣箱の入り口から卵を覗いていました。
そして、その晩は巣箱に入らず、止まり木で就寝。
必ず1個目から抱き始める子ばかりではない、というのはわかっていましたが、
今までわが家で巣引きをした子はみんな1個目から抱いていたので、少々不安になりました。
それで、みずちゃんの母・あやめちゃんの巣引きの記録を遡ってみると…
・1度目の巣引き
5個の卵を産んだけれど、抱卵が雑とういうか下手っぴで、ひとつも孵らず。
(相手はポプラで、譲ってくださった方には巣引き経験者と聞いていたため、多分有精卵もあったと思われる)
・2度目の巣引き
6個産み、抱卵も上達し、4羽のヒナが孵った(ポーちゃん、こまちゃん、アールトちゃん、みずちゃん)
このような感じでした。
記憶からは抜けてしまっていたのですが、記録を残しておいてよかったです。
娘のみずちゃんは、どうだろう…と見守っています。
幸い2日目からは抱卵が始まり、やっぱりちょっと下手ながらも、がんばってくれています。
最初はあんなに戸惑っていたのに、
誰に教えてもらったわけでもないのに、
「こうしなきゃ」「こうしたい」という本能がこみ上げ、それに従ってがんばってくれているんだなと感動します。
交尾を目視で確認できちゃったりすると、どうしても人間は期待してしまうのですが、
でも、いろいろなことが全てうまくいかないと、ヒナには会えないのですよね。
鳥たちにも経験が必要だし、人間が介入できない領域も多いし、
一喜一憂はできるだけしないようにしながら、
神のみぞ知る…と、祈りながら見守っています。
4/29現在、
1個目2.3g …無精卵確定
2個目2.5g …有精卵
3個目2.4g …まだわからない
4個目(本日産卵予定)
という感じです。
卵の重さは十分なようです。
有精卵も確認でき、「!!」と喜んでしまいましたが、とにかくこのあとも無事に育ちますように…
母あやめちゃんが最初の巣引きで5個産んでいるので、みずちゃんも5個くらいかなと予想しています。
今回のみずゆずペアでもしヒナが孵って、
体色にバイオレットが載らない子が出た場合は、販売の予定でおります。
男の子希望でご予約の方がいらっしゃいますので、まずはそちらが優先で、
そこでマッチングが無かった場合は、募集をかけることになると思います。
バイオレットが載らない子、というと
みずちゃんのような感じのカラーになったり、白頭で淡いブルーだったり、かな?
いずれにしてもシナモンとダイリュートが影響して淡いカラーが美しい子になるでしょう。
また続報をお知らせいたします♪
(あかね 記)