芝大門に輪回し少女の幻影を見る | 出ベンゾ記

出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

用事があって、都営大江戸線の大門という駅で初めて降りた。


かなり開発されきった感じのする、なんとなくよそよそしい街だ。休日だったせいもあるだろう。


歩きまわっていたら、こんな街衢に入り込んだ。








バブル臭いが、それよりは新しそうだ。

調べると「イタリア街」という場所で、外観に縛りをかけて、計画的に整備したという。

アーチは必須と見える。


そう言われると椅子のオッサンもイタリア人にしか見えない(笑)。

ボーッと眺めていたら、だんだんとナンセンスな気分になってきて、頭にこんな絵が浮かんできた。



現在、大回顧展が開催中のデ・キリコの『通りの神秘と憂愁』だ。






この石造り風のビルは、なんとJRA日本競馬会の場外馬券売場(笑)。土曜午後だというのに、中はガラガラ。

ここからほど近く、解体完了間近の世界貿易センタービル跡がある。





解体前には行ったことがなかった。