太宰治筆の油絵など | 出ベンゾ記

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ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

武蔵野プレイスを堪能して、とりあえず武蔵境を離れる。


徒歩で隣の三鷹駅を目指すことにした。


途中で三鷹跨線橋に出会うはずだからだ。この陸橋、太宰治が愛したということで、太宰ファンの聖地のひとつである。


しかし、老朽化により解体撤去が決まり、2023年末、閉鎖された。






すでに半年が経過しているが、橋はまだ架かっている。







橋下を電車が走っているので、夜間に一気に撤去するのだろうか。


橋の近くにヒルサキツキミソウが咲いていた。鉄橋には月見草がよく似合う(笑)。

三鷹駅に到着して、駅前の三鷹美術ギャラリーを覗いてみる。





新たに、太宰の書斎を再現した常設スペースができた。

展示は平凡だが、奥にギャラリー風の場所を設けて、そこに書画、油絵などが飾られている。

私は、太宰が描いた油絵があるとは知らなかったので、ちょっと驚いた。







上は自画像。


画風は後期印象派から立体派の間くらいか。なかなか感じが出ている。

思いがけないものを見せてもらった。入場無料だ(笑)。