武蔵野プレイス | 出ベンゾ記

出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

2回にわたって武蔵境にある日獣大博物館について紹介した。


あともう一つだけ、武蔵境の話にお付き合いいただきたい。


日獣大は中央線・武蔵境駅の南口を出て、線路沿いを左に向かうとすぐにある。


今回、取り上げるのは南口を出て右にある。右に向かって歩いていると、すぐにこんな建物が目に飛び込んでくる。



なにやらミッドセンチュリー風で、万博前後に建てられたもののように見えた。



予備知識なしにいきなり出くわしたので、なんだか騙されているような気持ちになったものだ。



近づいて眺めているうちに、円形の前庭風の広場や、それを囲むベンチも、周到にデザインされたものとわかってきた。


美しいじゃないか。


徹底的に角を丸めたRの集積である。


窓から覗くと、U字溝のような本棚が。

ここは図書館をベースにした文化複合施設、武蔵野プレイスという建物だった。


まさにRの殿堂。


アンモナイトのような螺旋階段も美しい。


設計は川原田康子と比嘉武彦のユニット、kwhgアーキテクト。2016年の日本建築学会賞を受けている。


円形広場のトイメンには、やはりRにこだわったトイレが。




これも2人の作品だそうだ。

遅まきながら、注目したいと思った。