中野の小さな商店街とアジト | 出ベンゾ記

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ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

中野の飲食店街から大久保通りを目指して進んでいくと、ひなびた神社を囲むようにして、消えかけたような微かな商店街がある。


私がいつも通る道からまず見えるのが煙突だ。




前に回ると奇麗な銭湯が。


天神湯。ここは銭湯建築家として知られる今井健太郎がリノベーションした物件だ。





下は、天神商栄会の由来となった中野・北野天神社。






商店街の絵地図を見ると、店は10軒もない。

Webを浚うと、かつては50軒の店があったようだが、にわかには信じられない。

ただ、銭湯をリニューアルしたり、下のような大きな仕出屋の廃ビルが残っていたりして、かつての繁栄の残香が漂っていることも事実。


町中華はもちろん現役。




パッチもんのマックの看板(笑)。




汚いスナックはまだやっているのか…筋太郎に聞かなければ分からないだろうな(笑)


そして、いちばん驚くのが、この真新しく改装された鮮魚店。銭湯とともに商売になるのだから、この商店街は徐々に復活するのかも知れない。


路地のような細い道の奥に、古いアパートの入口が見えた。

かつては、こういうところで、学生運動のアジビラを、ガリ版で刷っていたんじゃないかなあ(笑)