箒銀杏(ホウキイチョウ) | 出ベンゾ記

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ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

新宿駅から甲州街道を初台のほうに向かって歩いてゆくと、文化学院の一連の学校群を越えたあたりに、ちょっと不思議な光景がある。





これが箒銀杏と呼ばれる江戸時代から生きている古木だそうだ。



写真でもわかるように、いかにも危なっかしい姿で、つねに保存運動が行われているらしい。

以下、概要。

〈ご祭神は、学問の神様として知られている菅原道真公(すがわらのみちざねこう)です。 創建は江戸時代初期の元和三年です。創建の詳しい経緯などは不明です。 勧請当時、社地は127坪ありました。境内にある樹齢約200年の大銀杏は、少し離れたところから見ると、箒を逆さに立てたように見えることから、「箒(ほうき)銀杏」と呼ばれるようになったそうです。 近くにはかつて玉川上水が流れ、そこに掛けられた橋が天神橋と呼ばれていたのは、この天神社に由来します。 明治33年に、代々木八幡宮に末社として合祀されていて、現在はその跡地に祠と銀杏が残っています。 境内には菅原道真公の没後一千年を記念して作られた歌碑がありましたが、そちらも代々木八幡宮に移転されています。 箒銀杏とともに厚く信仰されていた神社で、現在も毎年9月には銀杏天神社例祭が行われています〉




銀杏の足元には小さなちいさな祠が。