団地ではなく、もっと広い地域をカバーする給水塔、配水塔というものについては何度か書いた。
私がこれまで実物を見たのは、江古田の野方配水塔、立川の立飛給水塔の2か所に過ぎなかったが、今日、念願だった桜新町の駒沢配水塔を見てきた。
何でもない住宅街の中に、突如、アラビア風の塔が見えてくる。
こういう塔が2基あって、鉄骨でつながれているのだが、周囲に家が建て込んでいて、なかなかいい構図がとれない。正門は閉鎖中。
下の2枚はウェブ上の写真を拝借した。
これで、ようやく全貌がわかる。
すごい景色だ。
多摩川の伏流水を水源に、渋谷方面に配水しようというプロジェクトで、日本近代水道の父・中島鋭治博士の設計により、大正13年より稼働したそうだ。
周辺を整備して、もっと近寄りやすくしてもらいたい。