先日、息子の通う中学校の校内合唱コンクールが無事終わりました。
合唱大好きで、入学してからこの行事を楽しみにしていた息子ですが、実は選曲が始まったころから段々モチベーションが落ちておりました。
最初は「選曲委員」の一人に選ばれて、「候補の曲をたくさん聴いた」とか「何曲かに絞った」とか報告してくれていたのですが、最終的に決まった曲は、その候補のどの曲でもなく、音楽の先生が一方的に選んだ曲になったそうです。
この時点でテンションがダダ下がり。どんな曲なのか、楽譜さえ見せてくれません。
その後練習が始まると、パート分けでソプラノになれず、落ちる一方。
何でも、男子は変声している子が少なく、パワーが足りない(というか、女声は足りてる)と言うことで、話し声が明らかに高いG君以外は全員男声に振り分けられてしまったとか。
その後、先生に直訴してソプラノ入りを訴えたものの「足りてる」の一言で却下。でも、直訴のお陰でなんとか男声入りは回避してアルトに落ち着いたそうです。
でも、その後変声期に入って、アルトの音域が一番つらくなってしまったそうで。(ソプラノはまだまだ出るそうです)。「Gはソプラノの一番高い声が出ないって言ってるのにさ」と不満タラタラ。
パート分けが決まったころからは、合唱コンの話は練習も含めてあまりしてくれなくなってしまいました。
たまに尋ねると「全然ダメだね」とか「終わってる」とか。いろいろ納得いかないようでした。
秋休み前にリハーサルがあったそうですが、「ウチのクラスはダメだと思ってたけど、他のクラスはもっとダメだった」と酷評。まぁ、一年生だしねぇ、と思ってたのですが、実はこの後、「今年の一年生は上手い」という評判がそこここから聞こえてきたので、いったいどっちなんだ?、とやきもきしながら本番を迎えました。
そして本番。
息子のクラスはトップバッター。
息子はアルトと聞いていたので、真ん中辺を探しても見つからず、あれ?と思ったら、向かって一番左端にポツンと立っている男子が息子でした。そこって普通ソプラノの立ち位置じゃ? (←後で聞いたら、「バスがつられるからソプラノが真ん中になった」そうです。他の学年・クラスもそんな感じで並び方はみんな変則でした。)
最初に課題曲。ふーん、なかなかまとまってるじゃん? と思っていたら、問題の自由曲。アカペラで始まり、テンポチェンジあり、掛け声あり、すごく難しい曲だったのですが、びっくりするくらい良い出来でした。へえーーっ、て感じ。
ただ、息子のテンションが下がっていたのもちょっとわかりました。だって、全然知らない曲だし難しいし長いし。本人たちは絶対に選ばない曲だな、と思いました。
終わった後、隣に座っていたPTAコーラスのお友達が大感激して、「すっごい上手じゃない? 一年生でこんなに歌えるなんてすごい」とベタほめ。
実際良い出来だったと思います。
でも、次のクラスも結構上手でした。確かに今年の一年生は上手かも。ただ、最後のクラスだけは、課題曲は良かったけど、自由曲の選曲に難があり(先生に逆らって自分たちの意見を押し通したとかで、J-popの合唱版でした)、ちょっと残念な感じでした。
でも、とにかく一年生は基本的に三クラスとも良かったです。
去年聞いた時は、一年生はちょっと残念だった印象なので、「今年は上手い」という評判は本当だったのだと。
その後二、三年生も聴きましたが、贔屓目かもしれないけど、一年生が一番良かった。声も揃っていたし、ハーモニーが綺麗でした。変声を終えた男子が少ない分、ボリュームのバランスも良かったし。(男声が多すぎるとバランスが悪くなるのは混声合唱の宿命ですよね。)
ただ、どのクラスも、この難しい年代の子たちが一生懸命歌っていたのは好印象でした。あと、曲紹介をする生徒が、カンペも無しに淀みなく話していたのには感心しました。
三年生の合唱のあと、私はPTAコーラスの一員として歌い(この部分はまた別記事にします)、先生方の合唱を聞いてから講評、表彰。
講評では、音楽の先生が、基本全学年をほめていたものの、去年と同じく「一年生は男声が少なくてバランスが悪い。二年生もまだバスの声がきちんと出ない男子が多くてバランスが…」と、男声の少なさを嘆いていましたが、男女ほぼ同数の公立中なんだから、男子の1/3くらい女声にまわるくらいでちょうどいいと思っている私には納得がいきませんでした。実際、三年生は男子の方が多く、どのクラスも男声が勝ってしまってバランスが今一つ、という印象だったので。(伴奏と指揮者もほとんど女子ですし)
そして表彰。
一年生の中では、息子のクラスが予想通り優秀賞(一位)。
実は、運動会等々、私が見に行くと勝てない、というジンクスがずーっと続いていて、密かに心配していたので、私がすごく嬉しかったです。
息子自身、体育祭に出られなくて(そこでも優勝してました)、クラスの友達と喜びを分かち合えなかったので、今回は一緒に喜べたのが嬉しかったみたい。
帰ってきたら結構饒舌でした。ゲンキンですね。たぶん嬉しかったんだと思います。
また今から一年後がちょっと楽しみになりました。