声楽のレッスンは、ひとまず二重唱を横に置いてコンコーネとハバネラ。

コンコーネ21番はとりあえず終了。3回目ともなるとさすがに慣れます。

22番。一部まだ音程が怪しく、先生が伴奏を間違えたところに自信のない音を乗っけたらそこから迷子になってしまい、「いい加減ピアノから音を取るのは止めましょう」と叱られてしまいました。しまった、そこは確かにピアノで確認している箇所でした。と言う訳で次回に持ち越しです。

そしてハバネラ。この二週間、頑張って歌詞を覚えましたが、まだ70%くらいです。それでも、イタリア語よりは若いころにかじっていた分、歌詞の意味が入りやすく、そういう意味ではラクかもしれません。発音は難しいんですけど。

途中まで歌ったところで、先生から、「まずはどこでブレスしたいのか、この楽譜(伴奏用)に書き入れて」とのお達し。うーん、本当は休符以外プレスしたくはないのだけど、途中ポルタメントでクレッシェンドと言われていたので、ついついその前の、あまりキリの良くないところで無理やり吸っているのでした。

すると、「だったら、いくら苦しくても、してはいけないところではブレスしないで。無くなったら次の休符まで吸わないで。声出なくていいから」とのこと。足りないからと甘えて、途中で吸うことを前提に歌っていたら絶対に続くようにならないから、だそうです。

で、ギリギリまで頑張って歌ってみました。そうすると、二段目のrefuser(ポルタメント)Rien n'y fait,~を含むフレーズでは、休符前の一拍(prière)、次のフレーズでは二拍分が足りなくなったものの、そこまではなんとか持ちました。

合唱の場合は、後で音が痩せるよりは先回りしてカンニングしなさい、と言われますが、ソロにカンニングブレスはありませんから、この先回りのクセは直さないといけません。幸い合唱も当分しませんし。

あとは、休符をインテンポでとって吸おうとするから、十分に吸えず、足りなくなっているようです。そこは合唱ではないのだから、無理に楽譜通りテンポを崩さずに先に進まなくても大丈夫。少々休符を長く取っても十分に吸って、その分フレーズの中で多少巻くとか、ソロなんだから少々のテンポの揺れは当たり前です、とは先生の弁。

ブレスの問題は、もうずーっと苦労しているのですが、特に足りなくなるのは十分に吸えなかった、と感じた時なので、この「しっかり吸う」ことを心がけたら少しはラクに歌えるようになるかしらと期待しています。

今やっている曲が歌いたくて続けてきた混声合唱団ですが、今回(7月)のステージは断念することにしました。

と言うのは、声楽の発表会が6月で、今はそちらの練習でいっぱいいっぱいだから。

ソロで1曲、デュエット2曲、そして声楽サークルでも1曲。すべてオペラの曲ということで、どれも二年前に初心者枠で歌わせていただいた「Amarilli」とは比較にならない難曲です。

合唱と違うのは、「絶対に落ちられない」こと。一人で歌うのですから、歌詞が飛んだとか、どこを歌っているのか迷子になったとか、あってはならないことです。合唱の「暗譜」とは暗譜の精度が段違いです。

もちろん、一人で歌わないといけないので、「とりあえず楽譜通り歌える」では話にならず、ある程度自分のモノにしないといけません。

そうなると、もう今はここで歌う曲以外に割くエネルギーがありません…。

なので、合唱譜は本当に練習場に行って初めて開く状態。良くても当日、その日にやるであろう場所をサラッと見るくらい。

今回は初っ端に声帯を傷めて結構な期間休んでしまったし、その後も別の用事が入ったりして月に1回くらいは練習を休んでいるため、この期に及んでまだ一度も練習日に歌ったことのない箇所が、実はいくつかあります。

正直、7月までに自分自身が納得のいく状態に持っていける自信がありません。

すごく歌いたかった曲だけに葛藤しましたが、経済的な問題もあるし、今月いっぱいで一旦退団し、演奏会後に復帰できたらと思っています。今度は久々(5年ぶりくらい?)に、声を聴いていただくところから始めようかと。ひょっとしたらパートも変わるかもしれないし。

それにしても、PTAコーラスももうすぐ卒業、ということで、本当に久しぶりに、完全に合唱から離れることになるかもしれません。まぁ、歌を止めるわけではないので、こういう時期があるのも新鮮かな、と思っています。その分、声楽の方を頑張ります。

声楽のレッスンに行ってきました。

前回のブログは書きかけたまま放置してしまってボツに。今回も忘れてしまいそうですが、頑張って書いておきます。

今回は夫が仕事で遅れるかも、ひょっとしたら行けないかも。その時は一人でレッスン受けてね、ということだったので、ずーっとやっていなかった「ハバネラ」の意味調べと、とにかく言葉が言えるようにする、という練習をしていきました。

それにしても、学生時代使っていた仏和辞典はもう手元になく、今さら買うのもイヤだったのでオンライン辞書 を使わせていただきましたが、これが実に使いやすくて、提供していただいている方に感謝感謝です。何しろ、伊和辞典と違って、活用形もすべて網羅されていたので、つづり通り打ち込めば意味まで全部たどり着くことが出来ましたから。本当に有難いことです。

さて、肝心のレッスンですが、夫が開始時間に間に合ったのでまた二重唱かな、と思っていたところ、いつもだとコンコーネを夫と交互にやってから二重唱になるのに夫のコンコーネ後いきなり二重唱。しかも、ダメ出しは夫のみで???となっていたら、「じゃあ旦那さんはこれで終りね。コンコーネからやるよ」と。

コンコーネ21番。前回ボロボロだったので、伴奏に合わせて通せる程度にはしてきたつもりだったのですが…。「あちこち違ってる。珍しいね」と。

確かに、リズムを読み間違っているところがあちこちありました。3/8拍子に惑わされて、32分音符の連続や、16分音符+32分音符+32分休符の組合せなど、思いっきり取り方を間違っていました。こういう、ちょっと譜づらの難しい曲になると、読譜力のなさを痛感します。

と言うわけで21番は次回再チャレンジ。

そして22番。これは例によって軽く譜読みしてきただけ。一応トライするも、まずはテンポが行方不明。6/4拍子のAllegro vivace。先生の伴奏のあまりの速さについていけず…。どうも、私は4分音符とか8分音符とか、形を見て勝手にテンポを決めがちなんですが、実際には速い4分音符やゆっくりな8分音符があるんですよね…。修業が足りません。

それにしても15番を過ぎてからコンコーネが難しいです。毎回毎回苦戦中。

その後いよいよ「ハバネラ」へ。あぁ、予習してきてとりあえず良かった。

でもやっぱり、通して歌うと2コーラス目で舌が回りきらないところが。練習しないと…。意味を調べてきたので前回よりは余裕ができてきましたが。

こちらは、音はそれほど難しくないので、とにかく「カルメンらしさ」、色仕掛けで男を惑わすジプシーの女にどれだけなりきれるかがポイントだそうです。あぁ、こればっかりは、なろうと思って成りきれるものとばかりは言えませんからねぇ。難しいです。演技力ないからなぁ。ハンパなことをすると滑稽にしかならないし。

あと、フランス語をフランス語らしく…難しいけど。

とにかくまずは暗譜して、歌詞を思い出すことにエネルギーを取られないようにすることが先決でしょうね。それがなければ始まりません。また口ずさみ作戦かなぁ。二週間ぐらい毎日やってれば、そのうち覚えられるでしょう。

ちょっとプライベートでバタバタしていて全然更新できず。

あっという間にESCOLTAのコンサートも終わってしまい、何日も経ってしまいました…。

東京国際フォーラムはラフォルジュルネで何度も行っていますが、クラシックでない(PAの入った)コンサートは初めてで、どんな感じなのか楽しみなような不安なような…。

あと平日の夜だったので、帰り時間がちょっと不安でした。

なのに開場しても列は進まず、開演も遅れ…。心配しながら始まったコンサート。

パワーあふれる三人のソリストから発せられる声は、マイクに乗ると大迫力。圧倒されます。「Jupiter」も、「Con te partiro」も、「これぞESCOLTA」というサウンドで素晴らしかったのですが…。

高音で声を張った時、たぶん万里生くんだと思うのですが、得も言われぬ「キーン」という耳鳴りのような超音波、おそらく倍音がマイクに乗って飛んできて、ちょっと辛かったです。ひょっとしたら、二階席のせいかもしれないし、私の個人的な感覚なのかもしれないけど。

万里生くん、一カ月クラシック月間だったので、発声がクラシック寄りになっていたのではないかしら。ちょっとキツい倍音に悪い意味でクラクラしてしまいました。

でも、それに慣れてしまうとコンサートそのものは本当に素晴らしくて。

私は念願の「GLORIA SIRENA」をナマで聞くことが出来て感動です。

大好きな曲をいっぱい歌ってくれたし。ここのところ振られ続けた「愛の流星群」も久々に聞けました。

どの曲をとっても、三人それぞれに良さがあって、それがハーモニーになるとまた全然違ったサウンドが生み出されて。コーラスグループではなく、ソリストグループの面目躍如と言ったところ。結城さんも大ちゃんも、良い声なんですよねぇ。

セットリストはスタッフブログにあります が、休憩なしで20曲以上、2時間半! 途中ピアノソロが一曲と、それぞれのソロが一曲ずつあったとはいえ、「GLORIA SIRENA」は1曲で10分以上ありますし。本当に疲れを知らない若者たちですね(^^ゞ。

でもお客様には年配の女性が多かったので、この長さで休憩なしというのは、正直つらかったのではないかしら。この点に関しては、いただけないと思いました。

帰りには握手会の告知がありましたが、時間が時間なのでまっすぐ帰ってきました。

でも、やっぱりいいなぁ、ESCOLTA。またライブが発表されたら、無理しても行ってしまいそう…。

すっごく楽しみにしていた白寿ホールの「二代テノールコンサート」、行ってきました。

万里生くんのナマ歌は、去年ESCOLTAの品川教会コンサートでちょっとだけ聴いたことがありましたが、本格的なものは初めて。増して、お父様の誠先生の歌はまったくのお初。とにかく色んな意味でワクワク。

会場の白寿ホールは、小さいけれど音響が素晴らしくて、ずっと後方の席でしたがお二人の歌とピアノを存分に楽しむことができました。

「クラシックコンサート」と言うことだったけど、実際のところはミュージカルナンバーやポップスもあって、おそらく万里生くんのファンの多くを占めるクラシックにあまり馴染みのないお客さんを想定したプログラムになっていました。

とにかく、終始お二人の仲の良さが伝わってきて、本当に良い関係の親子なんだなぁ、って。父と息子があそこまで仲良しってなかなかないですよね。

何しろ、テノール歌手の誠先生が、「ラ・ボエーム」の二重唱でバリトンのマルチェッロを歌ってしまうんですもん。

「今まで歌ったこともないし、これから歌うつもりもない」とテノール歌手らしいセリフを吐いた直後に、万里生くんがはけた後、こっそり「ここだけの話、彼がロドルフォ(主役のテノール)をやることがあれば、私はマルチェッロをやってもいいと思っているんですよ」っておっしゃる。

あぁ、そこまで息子さんが可愛いんだな、って。私が声楽を習っているA先生が「誠先生は息子ラブ、息子大好きだからね」っておっしゃってたのがよくわかります。

でも、誠先生、歌い出すとやっぱり格の違いを感じてしまいました。

やっぱり、ホンモノは違いますね。特に、ピアノを全開にして歌った「グラナダ」。

大好きな曲なので余計なのですが、本当に大迫力。豊かな響きと声量を堪能。
その後のアンコールも素晴らしかったです。

対して、万里生くんの歌は、素直できれいな声と正確な歌唱はそのままだけど、やっぱりナマだとちょっと線が細いんですよね。正直マイクって偉大だなぁ、とつくづく思ってしまいました。

誠先生とは声質も体格も全く違うので比べてはいけないんでしょうが、やはりクラシックを歌うにはちょっと声量と響きが足りない感が否めませんでした。正直、あれだけ響きが素晴らしく規模が小さい白寿ホールでも、ちょっと心許ない印象でしたので。やっぱり細すぎるのかなぁ。ESCOLTAでデビューしてから10kg痩せたって言ってたし。

半年前に品川教会で初めてナマ歌を聴いたときに「あれ?、ひょっとして、3人の中で一番声量足りない?」と感じたのはやっぱり調子の良し悪しとかそういう問題ではなかったんだなぁ、と。

マイク使用のミュージカルや、ESCOLTAのライブでは、確かなテクニックと美声が生きるので、やはりそちらを極めていくのがいいのかなぁ、と感じました。だって、太るのはファンの皆さんが許さなそうだし。

ただ個人的には、自分がかつて勉強した「Ombra mai fu(レチタティーヴォ付)」や「Vaghissima sembianza」が聴けたのは嬉しかった。万里生くんの歌って教科書みたいに正確だし、軽々と簡単そうに歌うんですよねぇ。ドナウディ、難しいのに。

とにかく、あったかくて、楽しくて、贅沢なライブでした。

さて、次はESCOLTA。(私にとっては初の)大ホールで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。