7月の観劇は3本でした。

直前に決めた、こちら、ダーウィンヤング。

すごく好みだった。本でも映画でも、「仮想世界」の話っていうのが、最近、すごく好きです。その「仮想世界」では、筆者や作者が、決めたルールで世界が形成されているので、話に無理な設定があったとしても、「そういうもんだ」と思ってしまえば、少々都合よく物語が進もうが、それも、創作の世界、そこに人がついて行ける作品に仕上がっているか、というのが、その作った人の力量と思う。

今回はこれは原作が、早逝された作家さんの作品だったそうで、それをミュージカル化して、実力ある、魅せる力のある人で作り上げた作品、良く出来てました。すごくエンタメとして私は面白かったです。

 

見たいと思いながらようやくの、待望のハリーポッター。

こちらも、言わずと知れた、原作者の作った壮大な、作り物の世界。世界がしっかり作り上げられている中に、自分が入り込んでしまえばいいわけで、駅の出口から、館内に向かってしっかり世界だった。舞台上もハリーポッターの世界だったし。

お話は、最近ドラマで良く見かけることも増えたタイムリープものですが、魔法の世界だから、何でもありでしょう!よく作り上げられていて面白かった。

 

見納めのムーランルージュ。

映画を観たときから、なんという世界観だろう!と驚愕を受けたファンタジーなミュージカル映画でしたが、入り口から、劇場内、幕前、幕間、終了後に至るまで完璧にムーランルージュの世界に押し込められる感じなので、サティーンその状態なら排菌しまくりで今の時代なら、劇場封鎖で大騒ぎだろうなあなどと冷静にツッコミを入れて現実にもどるのをお休みして、歌と、愛におぼれてしまえばいい。ひたすらに、おもしろかった。

 

この3つとてもエンタメ感あって良かったです。

 

ダポンテはブリリアホールと新歌舞伎座、チケットはありましたが、今は心がエンタメを求めていたのと、酷暑と多忙のため、遠い場所へ行く力が湧きませんでした。お布施代だと思っておきます。

 

8月は旅行と野球観戦に忙しいので観劇はお休み。

9月はラグタイムとアナスタシアだけ入れています。