日曜日、マチネでムーランルージュ。

2回目でこれで終了予定です。

感想は、独り言スタイルで、写真、キャストの後に書きます。

・サティーン…望海風斗、平原綾香
・クリスチャン…井上芳雄、甲斐翔真
・ハロルド・ ジドラー…橋本さとし、松村雄基
・トゥールーズ=ロートレック …上野哲也、上川一哉
・デューク(モンロス公爵)…伊礼彼方、K
・サンティアゴ…中井智彦、中河内雅貴
・ニニ…加賀楓、藤森蓮華
ラ・ショコラ:菅谷真理恵、鈴木瑛美子
アラビア:磯部杏莉、MARIA-E
ベイビードール:大音智海、シュート・チェン

 

アンサンブル(E)・スウィング(S)※五十音順:ICHI(E)、乾直樹(E)、加島茜(E)、加藤さや香(E)加藤翔多郎(E)、酒井航(E)篠本りの(S)、杉原由梨乃(E)、仙名立宗(E)、高橋伊久磨(E)、田川景一(E)、田口恵那(E)、茶谷健太(S)、富田亜希(E)、平井琴望(E)、堀田健斗(S)、三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン / E)、米島史子(S)ロビンソン春輝(S)和田真依 (S)

 

 

日程的にそれほど行けなさそうだったので、プレビュー初日の望海×井上、今回の平原×甲斐の順に観ました。正直な感想。

 

甲斐クリスチャン。出てきた瞬間から、綺麗な子だなあ、と思いました。語り始めると、こういう声か…特徴はないのね…そして、友人2人との出会いで「サウンドオブミュージック」の一節を歌う瞬間。「やっぱり、井上芳雄氏は歌が途轍もなくうまいのだなあ…」(見る順、間違えたかも)と思い知らされた。

 

平原サティーン。出てきた瞬間。出た瞬間の服装だと、腰から下、足元は細いのだけど、頭が大きく見えるなあ…と思う。骨格は望海さんだったか…、唄い始めると圧倒的で。洋服着ると胸元の豊満な感じとかが、姉さん感合って、全然気にならなくなりました。

 

その後、甲斐クリスチャンが、ワンコのように、平原サティーンにまとわりついてじゃれる様は、非常に、「こりゃあ、いいなあ」というバランス感で、観てるとニマニマするほどかわいい。で、今日もセクシークールな伊礼公爵との対比も大人の男と、青年という感じで、ナチュラルに青年でありました。後半の苦悩し、嫉妬するさまも、年上の女性にとち狂う感じ、冷たくされて、絶望って感じも非常に等身大で、お芝居部分のバランスがとても良かったと思いました。平原さんとのデュエットになると、声は負けてるなあ…ロクサーヌの迫力はないなあ…とか、歌に関しては「歌えている」という感じ(芳雄クリスチャンと比較するので)、でも充分、見た目で、料金に見合ったレベルだと思いました。

 

平原サティーンは、最初の恰好が望海さんと同じ格好だとハンデよね、と思いましたが、それ以降の衣装は別に、見た目よりは、歌、声質が唯一無二なもので、充分おつりがくる。しかもお芝居も上手で、後半の弱っていく姿、クリスチャンを想いながら振る、舞台に立つ、舞台に立って息絶える、というあたり、ちょっと今回は泣けてしまった。上手い人は囁き声でも歌声はえぐられるのねえ…と。

 

ということで、それぞれ見どころある聴きどころのあるダブルキャストで良かったんじゃないか、と思いました。

 

それ以外ですと、ベイビードール、観たことあるような…と思ったら大音さんで。所作が綺麗で、一瞬、違和感がなかったんです。良く研究されているんだなあ、と感心しました。

あとは松村さん。細くてスタイルが良くて、かっこよかった。さとし支配人と違って葬式で下品な歌は絶対歌わなそう。

 

無事に2回観に行けて良かったです。