2F寝室の天井灯のリモコンの修理をしました。 | トドお父さん通信

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おもちゃ病院のおもちゃ修理は、月に2~3回くらいしかありません。
故障修理の腕を磨くために(笑)家で壊れたものをいろいろと修理しています。
 
まずは、動かなくなったリモコンを題材にしますよ。
新しく作ったりもしますので、こうご期待!
 
まず、第一弾はこれです。
松下電器の時代の天井灯のリモコンが電池が腐って、端子がボロボロになっていました。
ドレメル先生で磨いて、端子に銅箔テープも貼って修理したのですが、
しばらくするとまた動かなくなりました(泣)
 
今度は、ICに電池の3Vは行っているので、ICの動作のどこかが不良のようです。
リモコンのICは型番のM5060で調べると古くて見つかりません。
代わりにパチモンの中華PT2560のデータシートが見つかりました。
タクトSWを押すと、水晶の端子のところに電圧は出るのですが、発振していないようです。
どうも、電池が腐って基板のグランドのパターンがところどころ接触不良になっているようです。
 
回路図の4P,5Pに接続している帰還用のチップコンデンサ 10pFが怪しそうです。
このチップコンデンサ、グランド側は半田も乗りません。
 
追加で手持ちの10pFの丸型セラミックコンを付けてみます。
手持ちの実験用の電源から3Vを供給してタクトSWを押します。
おっ、今度は発振します。故障修理にオシロは必須ですね。
 
455kHz水晶に10pF追加でOKです。

ケースに入れて、電池を入れて試運転です。
デジカメかスマホで画面を見ると赤外光が出ているのが確認できます。
これで2Fの寝室の天井灯が、リモコンで動くようになりました。
チャンチャン