こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


レース用トレイルランニングシューズが古くなりながらも、コロナ禍の影響で同じシューズが購入できないため履き続けてきましたが、新しいシューズを探し購入しました。

今回も忖度なしにレビューします。

 

サロモン(SALOMON)の『エスラブ パルサー ブラック SALOMON S/LAB PULSAR BLACK LIMITED EDITION』。



定価は27,500円!サロモンの最軽量、最高級トレイルランニングシューズ。元サロモン契約アスリートのキリアン・ジョルネのために作られた、記録達成を目指すためのシューズです。


カーボン入っていないのにこの値段です。

 

ビジネスシューズみたいな見た目!全部がブラックのシューズを買うのははじめて。(しかし、通勤用ランニングシューズとして着用するには高価でもったいない)


中央アルプススカイラン大会などサロモンがスポンサーの大会で招待選手やトップ選手のほとんど多くが履いていたのはこのシューズです。


スタートラインの選手の足元がみな黒いのは、少し異様な光景でした。

 

現在はグリップ力をより高めたモデルが発売されており、こちらは旧モデルになります。

 

ブラックは限定カラー。

 

お馴染みのクイックレースキットを搭載。しかし、このシューズはフィット感がいいので、あまり靴ひもを締める必要性がありません。

 

サロモンの一部の上級者向けトレイルランニングシューズは足との一体感を高めるため、砂や小石の侵入を防ぐため、足首がソックスタイプのものが主流になってきています。

 

このソックス形状が足とシューズとの吸い付くようなフィット感を生み出します。


欠点は、ノーマルなシューズと比べてぱっと履いたり脱いだり少ししにくいこと。夏場はちょっと足首まわりが暑いと感じました。

 

裏面。ラグ(突起)は浅く、すり減りは速そうです。まだたくさん走っていませんが、ほかのランナーの感想を聞いても耐用距離は400km以下程度と短く予想しています。

27,500円ですから耐用距離が400kmだとすると1km68円、10kmあたり680円のレンタル料をちゃりんちゃりん払いながら走るようなもので、外車並みに高価です。

 

この軽さ、異常!28.0cmの僕の大きな足のサイズで、片足188g。26.0cmだと約170g。ロード用ランニングシューズのアディゼロタクミやターサーエッジよりも、ヴェイパーフライよりも約20g軽い。(同じサイズで自分調べ)

 

計測すると右足は191g、左足よりも3g重いことが分かりました。誤差の範囲ですが左右で重量が違うことってあるんですね。
 
舗装道に芝や砂利道、木の根、腐葉土、そしてトレイルでもテストしてみました。自宅近くには大きな公園があって、さまざまな路面ですぐテストできるのが恵まれた環境です。

一番の感想は、軽い!!歩いていると実感できにくいですが、下りも足がパッパッと出ますし、シューズが軽いだけでこれだけトレイルの合間の林道や舗装道路を走るのが楽になるとは思いもしませんでした。

 

汚れが目立つ。黒色のシューズを購入するのは初めてでしたが、汚れが目立ちにくいと思っていましたが、一度走っただけで思いのほかほこりや土の着色が目立つことがわかりました。

 

長所
卓越した軽量性
充分な柔らかいクッション性


短所

高価
耐久性(使用する地形にもよるが、おそらく耐用距離は400km程度)

 

 長らく大会に出ていなかったのでレースシューズは一足しかないのですが、次回の大会はこのレースシューズで出走しようと思います。


足の速い人だけでなく、初心者から経験者までおすすめできるシューズだと思います。



総評
軽量性 ★★★★★
履きやすさ ★★★★☆
デザイン性 ★★★★☆
クッション性 ★★★★☆
フィット感 ★★★★☆
安定性  ★★★☆☆


↑6月に初心者から幅広い層までを対象にした「パルサートレイル」も発売されています。こちらは作りがしっかりしている分重量はありますが、デザインも良くお値ごろです。

 

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