Amazon（アマゾン）
7,150円
[追記あり] 彼女のそのまっすぐで強い目が・・・・ 世界に羽ばたかせる。
*オリジナルエントリー・2022年4月16日
今日はこのニュースが飛び込んできて・・・・・・ 驚いたもんなぁ(笑顔)。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
清原果耶、海外映画祭で初受賞「Asian Film Festival」最優秀女優賞
4/16(土)・オリコン
俳優の清原果耶が、映画『護られなかった者たちへ』の演技で、イタリア・ローマにて開催の「Asian Film Festival」最優秀女優賞を受賞した。国内の映画賞を総なめにした清原は、海外でもその演技力が高く評価された。清原は海外映画祭で初受賞となる
-------------------------------------------------------------------------------------------------
まぁ、アジア映画をヨーロッパの市場にアピールするための映画祭であろうから、マイナーな映画祭なんだろうけど。しかし、この映画祭は2002年からヨーロッパではじまったようで、アジア映画から16本を選出し、最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀女優賞・最優秀男優賞・最優秀独創賞の5つの賞しかない。今回は日本映画からは4本の作品が選出されている(一般公開前のものも含む)。
この映画祭では俳優の受賞には主演や助演の区分けがないので、本来であれば最優秀賞には主演が選ばれるのだろが、清原氏は主演ではないので、彼女の演技がよほど審査委員の目を引いたというところだろうか。
ちなみにこの映画祭で最優秀作品賞に選ばれているのが、『第78回ヴェネツィア国際映画祭(2021年)』のコンペティションに選ばれ、主演のJohn Arcilla氏が最優秀男優賞を獲得した、『On the Job 2: The Missing 8(2021年・フィリピン)』というもので。
ここで受賞したということは・・・・・・ 『護られなかった者たちへ』はヨーロッパのバイヤーに売れるなぁ・・・・ これ(笑顔)。
さて、オレは既にこの作品は観ているのだが・・・・・・ 後半の感情が溢れんばかりの目の演技が本当に凄かった。
*『護られなかった者たちへ (2021年) 』・円山幹子 役
彼女の代表作である、『透明なゆりかご (G-NHK・2018年) 』や連続テレビ小説 ・『おかえりモネ(G-NHK・2021年)』 などの演技でもそうなのだが、彼女の圧倒的な存在感を支えているのが "目の演技 " だよなぁ。セリフが全く無くても目だけですべてを語れる。
特に『透明なゆりかご』では印象的で、主人公・青田アオイのまっすぐさや意思の強さを目で語っていたし。
*『透明なゆりかご』・第2話「母性ってなに」より
*『透明なゆりかご』・第9話「透明な子」より
さて、Asian Film Festivalでは、「90 Asian Films from 2021」というのも選んでおり、もちろん映画賞総なめの『ドライブ・マイ・カー(2021年)』は当然入っているのだが、そこに成田凌氏と清原果耶氏とがW主演を務めた、映画・『まともじゃないのは君も一緒 (2021年)』がリストに入っていて非常に驚いた。
いずれにしても、清原氏は『第45回日本アカデミー賞』も受賞したことだし。日本、いやこれから彼女は日本を飛び出して、世界へと羽ばたきそうな予感がするのは、オレだけだろうか(笑顔)。
[○追記・5月26日pm19:15]
『ファイトソング(2022年)』で清原氏と共演した菊池風磨氏が、ドラマのセリフ覚えに関連したエピソードを語っている。アーカイブとして書き残しておきたいと思う。