栂池自然園 ~ 雲上の湿原 後編 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【雲上】


 

出発準備からの続きになります。

 

栂池はゲレンデ以外も冬のバックカントリーで滑りに来たことがあります。

ハイシーズンにはロープウェイは運行していないので

ゴンドラ山頂駅を降りてから林道を歩いて天狗原まで登りました。

って事で今回ロープウェイは初搭乗でした。

 

ゴンドラ山頂駅舎が標高1,582m

ロープウェイ山頂駅舎は標高1,829m

標高差244mですが夏は楽して更に高い所まで行けるのは魅力です。

林道は雪崩の危険もあるので標高差以上の価値があるんだけど

ロープウェイの運行は春からですね。

 

ゴンドラ山麓駅の標高は831m、ビジターセンターの標高は1,860m

文明の利器を利用して一気に標高差1,000mを獲得しました。

は~ こんなに楽して雲上の楽園に来れる幸せ(笑)

山麓から歩いたらゆうに5時間コースですね。

ロープウェイを降りて乗鞍岳をバックにしたヒュッテが見えてきます。

 

紅葉は全体的に黄色が多めで赤は少ない様子

 

栂池山荘、栂池ヒュッテ、栂池ビジターセンター、栂池ヒュッテ記念館

自然園入り口に建物が密集してあります。


栂池ビジターセンター
栂池自然園の出入口。雨天時でも楽しみながら滞在できるよう
様々なアクティビティや200インチの大型モニターで晴天時の様子を満喫できます。
開館期間:2020年6月1日~10月31日
開館時間:8時30分~16時40分

 

大迫力の200インチモニターで栂池の魅力を紹介

 

ビジターセンター内はちょっとしたお遊びも出来たり趣向を凝らしています。

山の上を歩く気分のスラックラインは面白い考え

 

ビジターセンター内が自然園の入口になっています。

ここでチケットを提示して自然園に入れます。

 


【自然園】


 

最も自然園入り口近くに建つ赤い屋根が印象的な建物

登山のベースキャンプとして70年以上にわたり使用された旧栂池ヒュッテ。

今は登山の歴史を知ることが出来る記念館として利用されています。

 

自然園入り口の看板はフォトスポット

遠くに見える白馬岳(2,932m)、杓子岳(2,812m)をバックに撮影会。

 

ミズバショウ湿原

バリアフリーエリアで誰でも歩ける木道が整備されています。

このエリアまでなら特別な装備は必要ないですね。

気軽に標高1,900mの雲上の湿原を楽しめます。

 

キレイな池にイワナが泳いでます。

 

風穴

入れるような穴があると思ったら冷たい風が吹く岩山でした(^_^;)

涼しい風が通り抜けるので夏は気持ちよさそうですね。

 

ワタスゲ湿原

草紅葉がちょうど見頃で美しい風景

 

登り坂を上がって一踏ん張り

後ろを振り返ると自然園が一望にできるご褒美付き。

 

モウセン池で休憩

 

サンダルで歩いている人もいましたがせめてトレッキングシューズは必要

らくらくアクセス出来るとは言え一応1,900m超えの場所ですからね。

 


【いよいよ】


 

展望湿原

白馬岳の大雪渓が真正面に見えて草紅葉がまさに見頃でした。

大雪渓の上空は基本的に雲がかかる特殊な地形で

しばらく待っていましたが雲が晴れることは無かったですね

う~ん この素晴らしい景色はここまで歩いた人だけしか味わえない

 

小蓮華岳

 

一番標高が高い展望台を目指します。

展望湿原より白馬岳と杓子岳が近くに見えます。

 

これが名前の由来の栂池ですか。

思ったより小さくて驚きました(笑)

 

予定タイム通り3時間半で自然園をぐるっと一周

歩いたご褒美は栂池ヒュッテの山ぶどうソフト(^^)

疲れた体に甘さが染み渡ります。

 


【まとめ】


 

涼しくなってきたので冬のバックカントリーのオフトレです。

今回はらくらくアクセスの高原トレッキング

日が差すとちょっと汗ばむくらい暑いけど湿度がなくて気持ちいい

やっぱり秋は冬に向けて体力作りで山歩きが良いですね。

 

今回の歩いたコースはこちら


標高差:49.5m

道程:3時間19分(ビジターセンター往復)
距離:6.49km(ビジターセンター往復)

 

 

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