キャンピングカーのタイヤについて考える 03 | キャンピングカーと雪山と

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キャンピングカー コルドリーブスとくるま旅


タイヤ関連第三弾、キャンピングカーのタイヤトラブルを回避するために考えます。

【タイヤの空気圧管理】



夏・冬とタイヤをサイズアップして、それで安心してはまだ足りない。

タイヤを適正に管理していなければタイヤに関するトラブルが発生します。
今回はタイヤの空気圧管理について考えてみます。

普通車と違いキャンピングカーはタイヤに対する管理は日頃から必要になります。
やはり車重の重さに対するタイヤの性能がギリギリの選択ですからね。
これはコルドリーブスのベース車となるトヨタ カムロードの仕様だから仕方ない。

コルドリーブスのベース車となるトヨタ カムロードの詳細は以下になります。


195/70R15 106/104L LT 600kPa 最大耐荷重950kg/1本

通常の乗用車の3倍にあたる空気圧を入れていることになります。
乗用車より空気圧が高い分、空気が抜けていく割合も大きいはず。

195/70R15 106/104 LT 600kPa
空気圧(kPa) 425 450 475 500 525 550 575 600
耐荷重(kg)   800 825 850 870 890  910 930 950

夏・冬タイヤ サイズアップ後
215/70R15 107/105L LT 450kPa
空気圧(kPa) 280 300 325 350 375 400 425 450
耐荷重(kg)   745 775 815 850 875 910 945 975

標準のタイヤで空気圧が100kPa落ちた場合
最大耐荷重950kg/1本 × 4本 = 3,800kg これが
最大耐荷重870kg/1本 × 4本 = 3,480kg の耐荷重になります。

サイズアップしたタイヤで空気圧が100kPa落ちた場合
最大耐荷重975kg/1本 × 4本 = 3,900kg これが
最大耐荷重850kg/1本 × 4本 = 3,400kg の耐荷重になります。

空気圧が100kPa落ちた場合、耐荷重が4本で500kgも減る計算です。
リアタイヤはギリギリで設計されているキャンピングカーでは致命的

こんな状況にならないようにこまめな空気圧の確認が必要です。

 

現在の乗用車でも滑りに行くため年に2度タイヤ交換しているのですが、

タイヤ交換後にタイヤの空気圧チェックを怠り、バーストした経験あります。

スタッドレスに交換後、すぐに滑りに行って高速降りてから異変に気が付きました。

高速走行中ならと思うとゾッとします。この経験から空気圧には慎重です。


 

 

【エアモニ】



キャンピングカー乗りには絶大な人気のタイヤ空気圧のリアルモニター

PRO-TECTA ワイヤレスタイヤ空気圧センサー エアモニ 3.1
http://www.airmoni.jp/airmoni31/
空気圧計測範囲:0~900kPa
電池寿命      :7ヶ月(センサー)
実売          :32,200円


良いのはわかるのですが、値段が高い
こまめにタイヤの空気圧をチェックするなら必要ない商品
こまめにチャックするかが問題ですが・・・

チェックして空気圧が足りないと思ったら継ぎ足す空気入れも必要
空気入れが有るならエアゲージも必要になるわけですよね。


 

 

【コンプレッサー】



という事で、エアゲージ付きのコンプレッサーを探してみました。

AUPERTO エアコンプレッサーコンパクト シガーソケット接続式
最大気圧:1,000kPa
サイズ   :160×80×200mm
質量     :0.88kg
実売    :3,300円

車用エアコンプレッサーは予想以上に安く購入できそうです。
コンプレッサーにはエアゲージも付属しています。
LEDライトも付いているので暗闇での作業も可能
シガーソケットから電源取ることで動作可能です。

 

コルドリーブスにはオプションで外部100Vコンセントも付ける予定なので、

延長コードがあればコンプレッサーの利用が可能。


 

 

【まとめ】



考え方ですが、エアモニで常時チェックも良い方法ですが、
エア圧が多少落ちていても面倒でエアを継ぎ足さないかもしれません。

同じ面倒ならエアコンプレッサーでこまめにチェックする癖をつけるのも悪くないか
エアコンプレッサーでチャックしたら足りなかったらすぐ継ぎ足すだろうし。

とにかく面倒がらずこまめなタイヤチェックを心がけなきゃいけません。