プログラマーというのはいろいろなことを自動化してお金をもらっているみたいなものなのですが、
なぜか自分の仕事はあまり自動化しようとしません。
実は自分の仕事が役に立っていると信じてないんじゃないかと思えるくらいです。

まあ、ちゃんと自動化しようと思ったら、じっくり考えるところから始めなくてはならないので、
なかなか始めるのが面倒なものなのですが。

とはいえ、プログラマーが作ったものがぼったくり商品ではないと信じるならば、
自動化は行うべきです。

この本は、その自動化のためのさまざまな方法をまとめた本です。
一つ一つについて、今までのやり方と違ってやりにくいというのをはじめとする障害をどのように乗り越えるか、
その方法を丁寧に書いてあります。

一連の作業をほとんど自動化することと全部自動化することとの間には、
かなりの差があります。

ほとんど自動化されていることを行うには、気分を切り替えてそれを行わねばなりませんが、
全部自動化されたことは無意識のうちにできます。
つまり、集中を途切れさせることなく創造的な作業に専念できるのです。

それが本当に大切なことなのだなと思わせる本でもあります。

あきらめずにぜひ自動化を行うべきです。
Java以前にどういう問題があり、Javaがそれをどうやって解決したのかを丁寧に書いてある本です。
Java以降にできたC#などの言語も、Javaの利点を引き継いでいるため、そういう言語の利点としても読めます。

全般的な利点をまとめた本というのはなかなかないので、ためになる本ではありました。

移植性に優れた言語なんてのはCも言われていたのに、
どうして改めてそれがJavaの利点となるのかなどというのは、
具体的にCの移植で困った経験がないとわからないことだと思いますので、
なかなか良い勉強になりましたね。
初心者向けの本です。
Silverlightで実践したい機能について例をあげて、
いちいちプロジェクトの作成から全操作を説明してあります。

そういう本が必要だったから買ったのですが、
あまり初心者向けなのでちょっと残念に感じました。
初心者用の本なのだからそれで文句を言う筋合いはないのですが。

いちいちやり方が説明してあり、
省略するところもどの章に同じことが書いてあるから省略となっているので、
理解していない初心者には分かりやすいでしょう。
おかげで文章はコピペだらけになっているのは仕方ないのでしょう。
たまにコピペしたまま修正するのを忘れているところがあるような気もしますが。

コードも初心者にわかりやすいように書いてあるせいでしょうが、
保守性などを考えると業務にそのまま使ったらまずいようなコードが並んでいます。
Explession Blendとの連携する方針で書いてある本なので買ったのですが、
なんでもコードで書いてあるので、これだとExplession BlendとVisual Studioを別の人が使うような局面では、うまくいかないのではないでしょうか。

まあ、鵜呑みにするとまずい本だとは思いますが、
基礎的なやり方が具体的に、数多く書いてある本です。
この本から始めるなら良い本でしょう。

SilverLight3に含まれる各種の技術について、具体的な使い方とサンプル、内部実装やら重くならないための実装方法など、細かい部分に至るまで書いてある本です。

とはいえ、それを全部について十分に記述するためにはページ数が足りないように思えます。
その分あっさりしていて読みやすいのはよいのですけれど。

ある程度深いところまで手軽に理解するためには大変良い本だと思いました。
WCFという非常に多機能なモジュールについて、事細かに内容を解説しつつ、サンプルもふんだんにつけた本です。

WCFを使った様々な通信を行う方法についていちいち解説がなされており、内容の濃さは相当なものだと思います。

とはいえ、そもそもWCFというのはもともとあった通信技術を統一的な方法で使うためのものです。
なので、もともとの通信技術に精通していないと、それの実現方法が書かれていてもよくわからないところがあります。
一応通信技術の解説もある程度はしてあるのですが、まあ足りません。

通信技術についての前提知識をもうちょっと勉強してから、再度読むべき本だと思いました。
雑誌感覚で軽く読める本です。
それでいて、内容があり読む価値の高い本に仕上がっていると思います。

2010にもなるといろんな分野に使う機能がそろっていて、
あまり使って無い分野もありますが、そういう前提知識のない分野もそれなりにわかるような書き方になっています。
いろいろ勉強せねばならないなと思わされました。

それでいて、知っている機能についてもちゃんと得るべきものが書いてある。

読むべき本ですね。
現在PowerShellでできることを、リファレンス的に解説してある本。
それぞれの項目に豊富なサンプルがつけられているため、PowerShellで何かやりたいときに調べると便利だと思います。
ただし、PowerShellの文法などについてはあまり書いてありません。細かいテクニックも少しは書いてあるのですが、数多くのサンプルの説明に混ざって紹介されているため、調べることが難しいです。そのくらいなら書かないほうがよかったかも。
SEという業務をやっていくにあたって、実績に基づく理想的な方法を書いた本です。
基本的にはコミュニケーションを大切にすることなのですが、単に大事だとお題目を唱えるだけではなく、どのような場合のコミュニケーションを行う場合にどのような方法を使うとうまく回るかなど、具体的な方法論まで上げることができています。
また、完全にウォーターフォールを前提として方法なのですが、昨今のアジャイルによく似た方法を取り入れていることは驚きを感じました。たとえば必要ない仕様書は書かないなど。考えてみれば、アジャイルを作り上げた人間がその時にすべての方法論を考え付いたわけもなく、ウォーターフォールで培われた方法論も取り入れたはずなのですよ。ただ、ウォーターフォールでは広く広まっていなかった方法論であるからアジャイル専用のように思われていただけなのですね。よい方法論は工夫次第でいろいろな局面に使えるものです。
あと、ウォーターフォール特有の方法論として、PMBOKを使ったスケジュールを、考えに考え抜いて半分以下に圧縮するなどの手法が挙げられています。こういうのはアジャイルではたぶん難しいので、これはこれで新鮮でしたね。しかも抵抗があることを見越して相手を説得する方法まで書いてあったりします。
全般的に、実行すれば効果が上がるであろう方法論がいろいろ書いてありました。
まあ、読んでも初めから無理だと決めつける人が多いのでしょうが。ちゃんとやればうまくできる方法は、先人が誰かやっているものだと思いました。
作業をしていると、Excelファイルでデータを管理したい局面は数多くあります。
そういう時、.NETを使って簡単にExcelと連携が出来たらよいとは思っていたのですが、なかなか難しいものがあります。
もちろん、その時々で入出用のプログラミングを行えば、そんなに難しくはないのですが、実装とテストに1人日程度かかるものにはなり、気軽に使えるとは言いづらいです。

それで、気軽に使えるライブラリが作りたいとは以前から思っていて、何度か作りかけてはいたのですが。最近Open Office XML SDK2.0が出たり、LINQによって気軽にデータの入出力を記述するインターフェースにも慣れてきたりしまして。
今なら長く使えるよいものが完成できるのではないかと思い、開発を開始することにしました。

うまくいけばよいのですが。
まあ頑張りたいと思います。
.NET Frameworkのクラスライブラリを作ってきた人たちが、その経過で身につけたノウハウをまとめ上げた本です。
.NET Frameworkの設計の指針や、なぜそういう実装になっているかから、インターフェースのどこが失敗しているのかまで書かれています。
非常に深く合理的な設計方針が見えてきて、感動的なほどです。
.NET開発者なら必見の本といえるでしょう。
これから数年は、毎年読み返すべき本だと思いました。