真:「下手な脅しだ。できるなら、竜殺しの時にやってるでしょう?お前は絶対のルールじゃない。なにが神だ。」
真と識は女神の謁見の間に転移します。
真:「あー。またここか。一発くらい、殴れるかもしれない。あの、キングクイーン自分勝手を。」
女神:「ふん。随分と舐めた真似をするのね?深澄。」
真:「これは女神様。お久しぶりです。」
女神:「お前には本当に呆れるわ。命じたはずよ。世界の果てでじっとしてろと。」
真:「あいにく、僕は月詠様にこの世界での自由を認められていますので。」
女神:「魔族の奇襲で、あまりいい状況ではないの。これからリニアに送るから、勇者を助けなさい。神には神の事情があるのよ。」
真:「(こいつ。ムカつく。)リニアに行っても、僕は魔族側に着くかもしれませんよ?」
女神:「あなたに魔族側に着く理由はない。」
真:「ははは。あるじゃないですか。あなたが嫌いだからですよ。」
女神:「この世界から消してもいいのよ。」
真:「下手な脅しだ。できるなら、竜殺しの時にやってるでしょう?お前は絶対のルールじゃない。なにが神だ。」