巴:「(念話で)ふふふ。やつら、完全に信じておりましたの?そんな甘い頭だから、魔族に出し抜かれるのです。ああ。愚か。」
リニア国王:「クズノハ。私とリリ皇女を転移で送ってくれ。」
巴:「そのことですが、今回は酷使したため、もう刀は限界です。」
※巴が機転で、転移は刀の力ということにしてあります。転移は、失われた技術のため。
実際は巴の能力ですが。
リリ:「そんなことをおっしゃらず。」
国王:「王国の命運がかかっているのだ。」
巴:「しかし・・困りましたな。」
と、巴は演技が上手です。
念話で真と巴が話し、頃合いとの判断をします。
真:「判りました。緊急事態なので、仕方ありません。」
巴:「よろしいのですか?クズノハ商会を支えてきた、この剣を失っても?」
散々、恩を売って転移させたのです。(^_^)
もちろん刀は粉々にします。
真:「(念話で)大げさすぎない?」
巴:「(念話で)ふふふ。やつら、完全に信じておりましたの?そんな甘い頭だから、魔族に出し抜かれるのです。ああ。愚か。」