リリーシュカ:「わたしはこの学校の生徒。同学年の2組。森太郎は1組。知っている匂いを嗅いで、ここまで来た。」
リリーシュカ:「噛まないから。ハミハミさせて!わたしは礼節を知る吸血鬼だ。許可なく人の血は吸わない!」
森太郎:「(不法侵入のあげく、許可なくハミハミするだけか?)」
リリーシュカ:「わたしは血を吸わないことにしている。代わりの赤き飲料で渇きを癒すことができる。ウェルチだ。」
ですが、
リリーシュカ:「森太郎。いい匂い過ぎる。もう、我慢できない!!」
抵抗する森太郎ですが、結局、リリーシュカは帰らないのです。
リリーシュカ:「さきっちょだけ。」
朝になると、リリーシュカはいなくなっていました。
昼、おにぎりを校庭で食べ始めると、ほっぺたをリリーシュカに舐められます。
リリーシュカ:「美味しい。」
森太郎:「その制服・・コスプレ?」
リリーシュカ:「わたしはこの学校の生徒。同学年の2組。森太郎は1組。知っている匂いを嗅いで、ここまで来た。」
森太郎:「吸血鬼じゃなくて、犬か?」