京太郎は、杏奈パパに正直に話します。そして杏奈はママに正直に話します。
京太郎:「お母さんが一緒だから撮影は問題ないだろうけど、また、こんなのSNSに上げると・・」
杏奈は、主演とのツーショットをSNSにアップしてました。
姉が言ってきます。
姉:「杏奈ちゃんとの写真だけど、友達に自慢していい?この写真なんだけど?」
それには京太郎も写ってます。
京太郎:「ダメに決まってるだろう?」
翌日も杏奈とVIDEOで話す京太郎です。
ところが突然、杏奈ママが後ろから近付いたため、杏奈はスマホを海に落としてしまいました。
京太郎は杏奈が海に落ちたと思ったので、かけなおしますが、繋がりません。
心配のあまり、杏奈の家に来て、杏奈パパと会います。
杏奈パパ:「23時。上がって。こんな時間だから、家に電話して。子供がこんな時間まで人の家にいるのは、良くない。」
すると、尾道の杏奈から杏奈パパに電話がかかってきました。杏奈パパが京太郎に聞きます。
杏奈パパ:「(スマホを見せて)ここ、どこだと思う?杏奈が携帯水没して、連絡が取れないことを、ここに知らせてって。」
それは京太郎の家でした。
京太郎:「俺ん家です。ここ。」
杏奈パパ:「ああ。そうか。」
と携帯を貸してくれます。
京太郎:「市川です。」
電話の向こうでは杏奈が大騒ぎでした。
杏奈:「京太郎。あのね、後ろ振り返った拍子に携帯海に落としちゃって。市川が心配していると思って。・・なんで、そこにいるの?」
京太郎:「なんでだろうな。データはクラウド使えば戻せるから。」
京太郎は、杏奈パパに正直に話します。そして杏奈はママに正直に話します。
京太郎:「あの。僕は杏奈さんが好きです。」
杏奈:「あたし、京太郎が好きなの。」
ついに言葉にしました。





















