小村くん:「あれ?待てよ。って、ことは・・・・隣? 三重さん、前の席じゃなくて良いの?」
3年のクラス替え翌日、席決めのくじ引きです。
三重さんは、前の方で、東くんの隣?小村くんは、前と同じ、窓際の一番後ろです。
三重さんは小村くんの席を気にしてはいますが、見えていません。
と、三重さんの席は間違っているようです。
「その席はたぶんわたし。」
三重さん:「わたし27じゃなくて29か?」
東くん:「25だね。」
更に間違えています。
三重さんは、仲の良い染谷さんの隣になります。
一方の小村くん、隣の樋口さんと話します。
小村くん:「はじめて隣になるね?小村っていいます。」
樋口さん:「わたし、樋口。」
前の方で、そのやり取りを気にしている?三重さん。
染谷さん:「三重さん、どうしたの?」
三重さん:「いや、居たから大丈夫。」
小村くん。この三重さんの態度、嬉しい!
すると、突然、樋口さんが突然、
樋口さん:「やっぱりだめだな。」
三重さんのところに行って、
樋口さん:「初めて一緒のクラスになるよね?わたし、樋口です。わたし、目が悪くて、前の席、変わってくれない?」
三重さん:「良いよ。」
小村くん:「あれ?待てよ。って、ことは・・・・隣? 三重さん、前の席じゃなくて良いの?」
三重さん:「前だと、うとうとしたら、すぐバレるでしょう?授業中に後ろばかり見てたら怒られちゃうしね。」
小村くん:「(それは、俺が後ろにいるからって事???聞けない。。。計り知れない・・・・)」
こうして、嬉恥ずかし、小村くんの悩みは続くのでした。(^_^)