きっと山田は死体になっても美しい。
このお話は、中学生の市川京太郎と山田杏奈のラブコメですが、なんか、妙に嵌るんです。
市川京太郎は、メッチャ頭が良くて、でも、中学受験を失敗して公立に通ってます。そのせいもあって、陰キャに徹しています。
一方、モデルであり、大人びている山田杏奈は、実は年相応の女の子なのですが、若干高嶺の花扱いされています。
ある時、お互いの知らない一面を、それぞれが垣間見たことから、少しづつ距離が縮まっていくのですが、超甘酸っぱい関係です。
市川京太郎は、殺人大百科を読んでいます。今は、クラスの山田を殺すことを妄想しています。
京太郎：「（だめだ。考えるな！僕は血に飢えた獣。）」
完全に中二病です。
京太郎：「僕が今最も殺したい女。学校一の美人で、雑誌のモデルもやっているらしいが、そんなことはどうでもいい。あの綺麗な顔が苦痛に歪むのをみたい。くそ女。そうやって、見下していろ！そう。きっと山田は死体になっても美しい。」
すっごい中二病をこじらせていますが、思春期の男はこんなもんでしたっけ？？？
