お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(2)-天使様と夕食1 | アニメ大好きですのブログ

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周:「タイツ脱げ。」真昼:「はあ?」

 

ある日、周は公園で座っている真昼を見かけたので、声を掛けます。

周:「こんなとこで、何しているの?」

真昼:「なんでもないです。」

周:「なんでもないなら、途方に暮れたような顔で、座ってるなよ。どうかしたか?」

真昼:「別に。」

周:「制服に毛が付いているが、犬か猫と遊んだのか?」

真昼:「遊んでません。木の上で立ち往生した猫をおろしてあげただけです。」

それで、足を挫いたと察した周は、

周:「そこで待ってろ。絶対動くなよ。」

と、氷・湿布・サージカルテープ等を買ってきます。

周:「タイツ脱げ。」

真昼:「はあ?」

周:「いや、そんな顔されても。ブレザーかけてタイツ脱げ。後ろ向いてるから。患部冷やして湿布貼るから。」

冷やしたのち、

周:「じゃあ、湿布貼るから。変態とか痴漢とか怒るなよ。」

真昼:「恩人にそんな失礼なこと言いません。案外器用ですね。」

周:「怪我の処置はできる。料理はできないが。」

くす!と真昼が笑うようになりました。そして、真昼は周に背負われて家まで運ばれることになりました。