ADHD「光」とのつき合い方 6 蛍光灯は天敵 | ぽてなまの~と 【ときどきADHD話】

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「なまいき」で「なまけもの」な「ぽてたろう」のノートです。
日常のあれこれや、その日考えたこと、そしてADHDや発達障害についての「あるある」などを書いてこうと思います。

ADHD「光」とのつき合い方 6

蛍光灯は天敵。LEDに替えよう

 

ぽてたろうです。

「はじめまして」の方はこのあたりも読んでいただけると、うれしいです。

 

そもそもADHDとは?

あなたはADHD?(女性向きチェックリスト)

ADHDと診断されるまえ、どんな子どもだったかのか?

「絶対ADHDだ。診断を受けよう」と思ったいきさつ

 

↓今ここ

苦手な光の刺激チェックリスト

 

↓やっぱりこの話、1回書いた気がする……ので、情報増やしてみた。

■蛍光灯は「切れかけ」ではなくてもチカチカしているように感じる「切れかけ」には耐えられない

光の刺激に過敏なADHDが何人か集まると、よく「蛍光灯の光がプルプル震えて見える」という話が出る。実際、蛍光灯は1秒間に100~120回点滅しているのだが、一般的には「ずっと安定的に点灯している」ように見える。ADHDの人がこの点滅(フリッカー)をキャッチしているかどうかはよくわからないが、「なんか不安定な感じで気になる」「だから嫌い」という人はけっこう多い。

 

 

今、主流になっているLEDの光源にもフリッカー現象はゼロではないのだが、電圧や器具の相性などの問題がなければ気にならない程度だ。省エネには逆行するかもしれないが、最もストレスが少ないのは昔ながらの白熱灯。とはいえ、最近の照明器具には「白熱灯は使えない」ものもあるのでチェックが必要だ。

特にネット通販でスタンドライトなどを買う場合は注意が必要。どんな電球が使えるか、かならずチェックしたい。商品写真では「光っていてわからなかった」が、電球っぽく見えたのが「実は電球型の蛍光灯だった」「LEDの埋め込みで交換はできない」というのはよくある話。できれば量販店の売り場などで、どのタイプの電球が使えるかを確認してもらってから買ったほうがいい。

 

……と、今まで音と光について「アレもイヤ」「コレもイヤ」と書き連ねてしまったので、「ADHDって、すごく神経質な人なの?」と、思われてしまったかもしれない。う~ん、うまく説明できないが、ADHDには「ピントの外れた神経質(一定のことに対するこだわりが強い)」の人が多く、全体像はかえって「無神経な人」「かまわない人」「雑な人」に見えることが多いのではないかと思う。自分がこだわるポイント以外はどうでもいいからだ。

 

たとえば、仕事上の打ち合わせでクライアントのオフィスへ。会話に集中しているべきところ、頭上の蛍光灯のチカチカが気になってしかたがない。気にしているうちにテーブルに置いたペットボトルを倒してしまう。

 

しまった!

たまたまフタが閉まっておらず、デスクの上に水がこぼれる。

 

クライアントが内線でヘルプを呼ぶのも待たず、慌ててバッグから出したタオル(どうでもいいアイテム)でゴシゴシ拭き、そのままバッグ(どうでもいいアイテム)に突っ込んでしまう。内線で呼ばれたアシスタントがペーパータオルを抱えて走ってくる頃には、クライアントに「妙に上の空だと思ったら、濡れたタオルを直でバッグに入れるなんて、無神経。ありえない!」と、呆れられている。こだわっていたのは、「いかにクライアントの手を煩わせずに、素早く現状復帰するか」だったのだが。

ま、このくらいの事件、私の人生ではファミレスの「日替わりメニュー」レベルで起きているアルアルだけどね。