2017年の初夏に脳出血に倒れ、要介護となった母。
急性期病院&リハビリ病院を経て、自宅介護でマイペースの日々を送っていました。
ところが。
2019年の終わり、こんどは脳梗塞を発症し、現在入院中。
脳出血発症時のことプラス、ほぼ現在進行形で脳梗塞の病状についてつづっていきたいと思います。
7日め。
母の病室にて。
「少しは話した方がいいよ? 口周りの筋肉が衰えちゃうから。“あ~”って声出してみ?」
「あ~……」
「お~、ちゃんと声は出るんだ。んじゃ自分の名前は?」
「…………」
「じゃあ○○(わたしの名前)って言ってみて」
「○○」
「なあんだ、言えるじゃないの」
結局この日はふたことだけ話して終わり。
その後リハビリ担当の方が来てもうなずくのみ。
リハビリの担当者は、オードリーの春日風味が強め。
(ちなみに母のケアマネ氏はハリセンボンの春菜に似ている。わたし個人的には激似だと思っている)
春日氏曰く
「お母さん半身マヒでも、お年の割にけっこう左足の筋肉がありますね」
とのこと。
前回は「まずはお話を」ということで、入院前の母の状態や生活などを説明していた。
脳梗塞発症前の母の状態
○脳出血の後遺症で右半身がマヒしているため、オール車いす生活。
○家ではほぼベッドで生活。食事のときは居間に移動する。
○通所リハビリは週3回。風呂は施設で。
○自宅ではトイレは使わずおむつ対応、通所の時はトイレ使用。
○手すりにつかまって立つことはできるが、歩くのは一歩もムリ。
○右足は膝が曲がっており、つま先が床に触れるくらいの状態
○右手はあごの高さくらいまでは上がる。まっすぐに伸びきらず少し曲がっている。
○右手指は拘縮で曲がっていて伸ばせないが、少し動かせるので物を押さえたりすることには使える。
○車いすの移乗の際は、軽く手を添えるていどの介助でOK。
改めて、ベッドと車いすの移乗の際、なるべくしっかり立たせていたことを説明。
「なるほど。毎日の移乗でしっかり立っていたので、足の筋肉がしっかりしているんですね」
(右の膝が曲がっていて足裏が完全に床に着かない状態でもキープできていたので、まあまあ筋肉あるだろね)
車いすに移り、廊下で立つ練習をする。
脳梗塞になってからのリハビリを見るのは初めて。
廊下の手すりを左手で掴み、左足で立つ。
いまいち腕と足に力が入らず。
けっこう身体を支えてもらって、なんとか立ったような形になる。
これでも少しは自分の力を使っているようで、体重すべてをあずけている状態ではないそう。
そんな感じで2回ほど立てたが、そのあとは膝が折れてしまう
まだまだ力が入らない様子。
それにすぐに目をつむってしまい、呼びかけにも反応が薄い。
理解してリハビリしている様子ではない…
本当に意識がはっきりしてくるのはいつごろだろうか