必ず2024年6月8日(sat)

私のブログでは、自転車を使わない旅は季節にかかわらず「冬の旅」のカテゴリーとさせていただいているので、ご承知願いたい。


 

行動を共にすることが多い気がおけない仲間と話すと、また訪れたい場所に必ず上がるのが津南駅前の食堂。ごく平凡な大衆食堂の味のはずが、知らず知らずのうちに中毒性をもたらせれていた。(写真/長野駅から全席指定の観光列車「おいこっと」に乗車)

 

私がこの食堂を訪れるのは今日が6度目。初めて訪れたのが2013年夏、もう10年以上も前になる。飯山線を走破するポタリングで、津南駅前の食堂に入ったのだった。(写真/今回はさらに若い仲間を誘う)


 

その後も2014年冬2018年夏にひとりで訪れている。昼休憩がなく、午後は通しで営業しているので自然と使い勝手のいい場所になってくる。初めて仲間と一緒に訪れたのは2019年冬。飯山線吞み鉄+温泉はしご旅と題して2軒の温泉場と食堂を回った。(写真/車内は空いているのでボックス席に移動させていただく)


 

その内のひとりと再訪したのが2022年夏。本当は、この「おいこっと」で津南駅まで行き、駅ナカの日帰り温泉「リバーサイド津南」で入浴後、そのまま食堂へ駈け込もうと計画したが、なんと温泉施設が午後2時からの営業時間に変更されていた。(写真/飯山駅に到着。ここでは15分ほど停車する)
 

 

新幹線駅でもある飯山駅では、午前10時の時報代わりにからくり時計が動き出す。私はもう何回も観たので、列車で留守番をしていたが、仲間が動画を撮影し共有してくれる。

 

 

津南駅前の食堂が目的地とはいえ、やはり田園や千曲川(信濃川)に沿って走るJR飯山線の車窓は重要なファクターで、この旅に彩を添えてくれる。もちろん今回も信州ワンデーパスポートを利用している。(動画/信濃平駅-戸狩野沢温泉駅間にて)

 

リバーサイド津南が午後からの営業になったのは、経営が厳しいからに他ならない。たまに来る観光客のために終始営業している余裕はもうないのだ。そんなことから今回も、前回と同様に上境駅で下車する。

 


株価を上げていた駅前食堂へ Vol.2に続く