お祭りの日はいつも
朝からウキウキしていたものだ


時間があれば越後田中駅に寄り、その風呂にいつか入りたいと思っている「しなの荘」をロケハンしておきたかったが、国道117号から遠い上に天気が心配でそのまま津南駅をめざす。やがて津南の市街地に入る(写真)。

 

 

今夜は津南まつりが開かれるようで、道沿いでは夜店の準備が始まっている。ドラえもんやキティちゃんのようなロングセラーのお面もあるが、ウルトラマンやヒーローものは今はなんという名前なのだろう。私には知る由もないが、このお面をちょこんと頭の上にのせた子どもたちの笑顔を空想して楽しくなる。
 

 

津南の市街地から右折し津南駅方面へ。市街地からは1.5㎞ほどあり、駅は案外まちの外れにある。信濃川を渡る緑のトラス橋の信濃川橋を渡ると津南駅(写真左)が見えてくる。
 

 

信濃川橋から上流を望む。先週訪れた中綱湖の水は農具川、高瀬川を一度は南へ流れ、犀川と合流しやっと北へ向きを変える。長野市の川中島で千曲川と合流しやがてここまで流れてくるが、そう考えると随分と長い旅をしているものだ。しかしまだ新潟市の河口までの旅はまだ続く。

 

何とか雨に当たることなく津南駅に到着する。この駅には温泉が併設されていて、昨シーズンの冬の旅で訪れるはずだった。しかし除雪のため、折り返しの列車の待ち時間があまりにも長過ぎて断念した。今シーズンこそリベンジしようと心に決めている。
 

 

温泉の受付は売店のレジと一緒になっている。奥には本格的なそば屋もあり、冬の旅の際は腹ごしらえとお酒を嗜むにはちょうど良さそうだ。
 


飯山線ポタ 戸狩野沢温泉~津南駅 Vol.5に続く