買取・リサイクル業界は激戦
買取・リサイクルショップは多数の業者が参入しており、競争も激しい業界のひとつです。当たり外れが大きく、はやっている店舗とそうでない店舗に如実な差が現れます。
ショップとしての魅力はあると思っていても集客が望ましくない状態を打破するには、チラシを新聞の折込にしたり、ポスティング業者に依頼して配布したいと考える店主の方は多いでしょう。
お客さんの抵抗感をなくそう
こうした買取を中心としたお店では、顧客である買取希望者をどうやって増やすか、またリサイクル品をいかに買ってもらうかを考えています。
どのお店もやっているようなチラシを作っても、あまり意味はありません。
たとえば「使わない電化製品を買い取ります」という文句を見ても、いつもと変わりばえしないチラシと思われて終わってしまいます。
チラシを印象づけるには、たとえば売りたいものがある人の悩みを指摘してあげるといいと言われています。電化製品を例に取ると、今はリサイクル法があるためになかなか捨てることができず、家で邪魔者になったまま放置されている可能性があるので、「片付かない」「捨てたいがお金がかかる」などの悩みを解決することをうたったチラシを作ると効果的です。
また、具体的に商品を買取した人の体験談を載せて、売ってよかったという感想を載せると効果があります。
そのとき、いくらで買い取ったのかという情報も載せると、たとえその製品・商品を売ろうと思っている人でなくても、不用品を買い取ってもらうことへの抵抗感が薄れます。
興味を持ってもらおう
チラシのレイアウトや、紙の質にも気を配りましょう。たとえば紙の質を普通のチラシでないものにすると、それだけで関心を引くことができます。
また、チラシの縁に目立った濃い色をつけると目立ちます。そしてレイアウトでは、3つか4つのポイントに絞って興味を持ってもらえるようなキャッチコピーを大きめのフォントにするといいでしょう。
チラシ作りで失敗しがちなのが、あれもこれもと欲張って情報を詰め込んでしまうことです。
訴求ポイントは少なくしましょう。思い切って買取商品をひとつに絞ってみるのも、効果があります。
どの程度の年式のどのメーカーのものがいくらになるかを、具体的に載せるといいでしょう。画像を使って、この商品ならこの価格ですという風に紹介すると興味を引くことができます。
買取・リサイクルは、お客さんにとっては最初の1歩を踏み出してもらうことが大切です。
親近感を持ってもらえるように店主の顔写真を付けたり、店員さんたちの笑顔の写真を載せたりすると効果があります。