日本、日本人、どちらもまじめで悪くないですよ。
悪くないからこそ、事実無根の悪いことを言われてしまう。
中国にしても、韓国にしても、自国の悪い部分を、
日本がやったように、自分の国の国民に宣伝し、
世界の支配者である欧米にも告げ口する。
情報と戦略が日本で最も弱い部分。
日本の政治家は欧米の政治的議論に慣れていない。
うっかりインタビューに応じれば、罠にはまってしまう。
日本文化、日本の神道・仏教、残念ながら一神教の国には理解してもらえない。
靖国神社はあくまで慰霊なのだが、それを理解してもらうのも困難。
日本国内には反日がいて、内部崩壊をさせようとしている。
まさに日本は内憂外患。
日米同盟が機能しないように、アメリカに対して、
中国や韓国が手をまわしているでしょう。
国難のときほど、突き進んではいけない。
とくにアメリカやヨーロッパを味方につける必要がある。
日中戦争は絶対に避けるべき。
突き進むのではなく、沈着冷静に、のらりくらり。
アメリカに対しては、相談をするぐらいの謙虚さが必要。
老獪にならなければ、国際社会で生き残れません。
ケネディ大使が、日本のイルカ漁法についてコメントした時には、
日本の伝統漁法であり国際的には制限がないと突っぱねるよりも、
アメリカからこんなことまで言われるのかと思っても、大人の対応をした方が利口。
「よくごぞんじですね。」
「日本のごく一部でやっていることで、日本人でも知らない人が多いのです。」
「クジラとかイルカとか、島国で漁業の日本人にとっては、食料だったんです。」
「世界的にはいろいろな考えがあるでしょうが、政府として一地方の漁法まで禁止することは考えていません。」
「日本はアメリカと同じように、アメリカ以上に自由な国ですから・・・」
ぐらいに答えた方が、いいと思います。
日本人はまじめすぎるし、理解されないと突き進む傾向にあります。
情報と戦略は日本のもっとも弱い部分。
ヨーロッパの歴史については、利害関係がさまざまで、触れない方がいいでしょう。
安倍首相はダボス会議で、誤解されたことは得策ではありません。
外務省、政治経済学会、民間団体、マスコミなどあらゆる交流で、
日米関係、日欧関係、日中関係を再構築しなければなりません。
世界からの孤立化を防ぎ、２１世紀の文明を創造しましょう。
日本にとっても、中国にとっても、日中戦争は避けなければなりません。