渋谷の本格的なレンタルスタジオで、プロ写真家から、
ポートレートのライティングを学びました。
大型ホリゾントスタジオで、本格的な照明機器を使って撮影するのは、久しぶりです。
プロ写真家とアマチュア写真家の差で、もっとも違うところは、スタジオライティングです。
光を利用するのではなく、光を作り出すのです。
フィルムカメラの場合はスタジオでなければできなかった撮影も、
デジタルになってからはスタジオでなくても、撮影ができるようになりました。
明るくなくても写すことができるようになり、フォトショップでデジタル処理も可能です。
映像が伸びていると思われますが、写真撮影で本格的なスタジオを使うのは、減少しているでしょう。
本格的なスタジオをまねた、自宅スタジオ、事務所スタジオでも、それなりに撮影ができます。
シャッターとストロボの発光を動機付けるために、シンクロコードを使いますが、
中級機のカメラではシンクロコードを取り付けられません。
そのかわりにホットシューをカメラ上部のストロボを取り付けるところにつけて、
そこにコードをつけます。
以前は持っていたのですが見つからず、新宿のヨドバシカメラ本店であわててニコン製を購入、1500円ぐらいのやすいものです。
ところが、キャノンはホットシューを販売していないとのこと、カメラ用品メーカーでは販売しているらしいのですが・・・
コードを使わずに無線で同調させるやり方もありますが、やったことはありません。
現在主に使用しているキャノンのカメラではなく、旧式のニコンのカメラで撮影しました。
先生の指示で、マニュアルモード、125分の1、F8です。
125分の1のシャッター速度は大型ストロボ使用時によく使います。
125分の1ではまずぶれません。
F8ぐらいに絞った方が、どこにフォーカスがあるのか、拡大してもわかりにくくなります。
言い換えれば、ある程度の広さに、フォーカスがあっています。
ポートレートについては、フォーカスが11点の旧式のカメラの方が撮影しやすのです。
モデルの目に手動でフォーカスポイントを合わせるからです。
最近はキャノンのカメラでカメラ任せで撮影することもありましたが、
大きく引き伸ばすとどこにピントがあっているかわかります。
ニコンの最新機種D600では、昔ながらの11点フォーカスで撮影することも選択できるようです。
昔に比べてフォーカスポイントを示す四角の輪郭の線が細くなり、高齢者にはみにくいのですが・・
キャノンについては確認をしていません。
ポートレートは手動で目にピントをあわせるという原則に復帰します。
当面はまだ動くニコンの旧機種のサブカメラも活用します。
スタジオ撮影では、キャノンの60Dではなく、ニコンのD90で、
それにフォットシューをつけてシンクロコードにより大型ストロボを発光させました。
ライティングの基礎さえ学べば、大型ストロボでなくてもいいし、自宅スタジオでも撮影ができます。