膨大な写真ストックがあります。
フィルムからデジタルに転換したのが2005年、
その時期にハイビジョンビデオカメラも写真とは別に習い始めました。
写真が主、ビデオが従ではありますが、
いつのまにか文章、写真、映像がたまってしまい、
マルチメディアデジタルコンテンツになりつつあります。
8割ぐらいが人物、残りの2割が風景、街の景観、神社仏閣、日本庭園などです。
人物のうち、京都の舞妓関係、ミス日本関係、あるファッションショー、個別に撮影した写真、イベントや撮影会の写真でも写真によっては
ある写真家から、人物だけではなく、風景も結構いけると言われたことがあります。
全東京写真連盟で、新米の役員時代に、風景の中にモデルを配置するとよい。
背景が綺麗なところ、
光の状態がいいところ、
撮影しているカメラマン以外の人々に迷惑がかからないところ
を撮影場所に選びなさいと教えられました。
役員とは名ばかりで、実態はモデルをつれてのレフ係、雑用係だったのですが、
撮影場所を選ぶ訓練にはなりました。
背景が綺麗で、モデルが明るく、広い場所、
モデルにとってもカメラマンにとっても安全な場所です。
背景はモデルよりも暗い場所の方がモデルが明るく浮かび上がります。
最近のレフ係は、何が何でも逆光の場所を選ぼうとする人がいます。
暗い、狭い、背景は植木・壁・・・
撮影開場は広くても、会場の端の方で撮影しています。
一度におおぜいのカメラマンが撮影する撮影会では、レフが邪魔になり、正確にレフを入れるのは難しいことは事実です。
写真を知らない人が、
「逆光だ、暗いから撮影をやめよう。明るいところで撮ろう。」
との発言が適切の場合があります。
強い順光は撮影しにくいことは事実ですが、
背景が明るくモデルが暗い状態は、もっと撮影しにくい状態です。
モデルに逆光に限らず、斜光や、順光に近い状態でも、
自然光であれ、人工光であれ、
モデルにはかりをあてることです。
デジタル処理はできますが、やむえない場合に限ります。
絞り優先オートでも、シャッタ速度を常に意識していますので、ブレはほとんどありません。
人物中心のカメラマンでもシャッター速度優先のプロカメラマンがいます。
プロですから、絞りがどの程度になるかは計算しているはず。
ブレによる失敗は防げます。ブレだけはデジタル処理で救いようがありません。
以上が、モデルに対して、良質の光をあてて、きれいに写そうということでした。
大きく引き伸ばして、わかったことがもう一つあります。
それは、カメラのオートフォーカスの仕組みの問題です。
ニコンD90ではフォーカスポイントが11点。
ファインダーでは黒い四角。大きいので中高年でもよく見えます。
手動でモデルの目にピントを合わせて撮影して、
キャプチャNX2でフォーカスポイントを確認して、
RAW現像していました。
時々モデルが動き、ピントが外れてしまうのですが、
外れたということは後で確認できました。
D800やD600が発売される前、
D7000は発売されていたかは覚えていませんが、
キャノンの一眼レフカメラの動画撮影が話題になり、
キャノンの60Dを購入、キャノンの方をメインとしました。
ニコンのD90はまだ動いています。
SDカードの記録容量が増加し、しかも低価格化。
記録方式をRAWとJPEGの同時記録にしました。
基本的にはJPEGを縮小してネット公開しています。
格段に効率化できたのです。
キャノンの60Dを購入した理由は、カメラ任せと、手動によるピントの両方を簡単に切り替えできるというから購入しました。
キャノンお動画機能を使ってみたいとも思いました。
乗り換えではなく、ニコンとキャノンの併用です。
ところがその操作がやりにくく、ピントは小さな赤い点で見づらく、
次第次第にカメラ任せで撮影をするようになりました。
そうすると一番手前にピントがあってしまうのです。
モデルの胸がおきければ、モデルの胸に、モデルが後ろむけば、モデルのヒップに・・・
最近のカメラはフォーカスポイントが30~50ぐらいあります。
それでもカメラ任せで撮るのではなく、
今後も手動で目にピントを合わせるようにしたいと思います。
カメラメーカーには、以前のように、
手動でフォーカスポイントを動かせるカメラを造ってほしいと要望します。
よく調べると機能はあるらしいおですが・・・
以上が、ポートレートの基本、目にピントを合わせることでした。
初心に戻ります。
撮影時に眼鏡をかけずに、
裸眼で撮影した方がよく見えると、
近くお眼鏡店で教わりました。
今回のまとめてのプロ用のプリンタによる写真プリントは、
「ポートレート専科」で魚住先生をはじめとするカメラマンと交流したこと、
私の出身母体である渋谷駅前、「東京写真学校」にときどきまた戻り、
プロ写真家や写真家を目指す若者と交流し、
将来的にデジタルコンテンツになることは確実であっても、
いまだに写真の中心はプリントであると再認識したからです。
撮影会に限界があり、
アマチュアにも限界があります。
最大の問題は権利処理ができておらず、
すばらし写真であっても使い道がネット公開ぐらいしかないことです。
そこでプロというよりもセミプロで、写真と映像と文章を創作します。
作品作りについては、プロもアマも境界はありません。
共通しているのは、プロも、アマも、作品作りだけでは食べていけないことです。
人物写真については、モデルだけでなく、
さまざまな職業の方々も撮影したいと考えています。
写真作品の創作、芸術として価値があるものの創造です。
日本人、日本文化、21世紀の世界文明がテーマです。