日本は世界で唯一の被爆国です。
１９４５年８月６日に広島市へ、８月９日の長崎市へ、原爆が投下されました。
８月６日 広島原爆記念日
広島市への原子爆弾投下（Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ）
８月９日 長崎原爆記念日
長崎市への原子爆弾投下（Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ）
８月１５日 終戦記念日
日本は無条件降伏しました。
本土決戦を主張する軍部の動きもありましたが、
昭和天皇はポツダム宣言を受け入れて無条件降伏することを「玉音放送」により、
国民に直接告げました。
日本国民は「過ちは二度と繰り返しません」と誓いました。
やられたから、やり返すという考え方ではなく、
地球上から原子力爆弾そのものを無くそうとしたのです。
非核三原則堅持していた時期もあり、原水爆禁止世界大会も開かれていました。
ところが、原子力の平和利用、原子力発電はいいのだといい始めて、
いつの間にか地震国日本に多くの原子力発電所が建設されました。
アメリカはスリーマイル島の事故以後、原子力発電所の建設をしていません。
アメリカで原子力発電所があるのは地震がない米国東部です。
フランスは地震がありません。
日本と同じ敗戦国のドイツは原子力発電をしないことに決定したそうです。
福島第一原子力発電所の危険な状態は続いています。
爆発しても逃げずに対策の陣頭指揮を執っていた吉田所長は、
７月に癌のため慶応義塾大学病院で亡くなりました。
安全だと言うので、原子力に対する知識のない私は、そうなのかと信じていました。
直ちに影響はないということは、若い女性や子供たちには、影響があるということでしょう。
良心的な有識者によれば、日本の原子力発電所は、地震や津波に対する対策が不十分なようです。
原子力発電所の建設時点では、
日本にこのような大地震が頻発することを
想定していなかったのかもしれません。
阪神淡路大震災
中越地震
東日本大震災
地震がこれで終わることはまずなく、
日本のどこかで大地震はまた起きると考えざるをえません。
もう一度述べますが、福島第一原子力発電所は、まだ危険な状態が続いています。
原子力発電所は稼働を停止しても、危険な状態は続きます。
東日本の広範囲の地域に放射能が拡散してしまいました。
もし西日本で原子力発電所の事故が起きれば、
日本全土が放射能で汚染されてしまいます。
日本では食べられる食料が生産できなくなってしまいます。
一刻も早く、原子力発電をやめない限り、日本国、日本民族は自滅してしまうでしょう。
この期に及んで、誰がそこまでして、原子力発電を強行するのでしょうか・・・？