★1966年ポルシェカレラ6 当時物プラモデル 所沢イベント ~ 自動車カタログ棚から 379 | ポルシェ356Aカレラ

ポルシェ356Aカレラ

★20世紀の自動車カタログ、鉄道車輛カタログ、玩具・模型カタログ、ビートルズ、ショパン、ヴィンテージ・ポルシェ、草軽電鉄 etc


本記事は前回・前々回の記事に引き続き、3498人がエントリーしている「コレクションカテゴリー」の記事ランキング第1位!!となりました(10月21日付ランキング)。
大勢の方にご覧いただき、本当にありがとうございます☆☆☆


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手縄毛で、「トミカ スカイライン ターボ スーパーシルエット メタリックカラーVer.」の当るトミカプレミアム5周年記念キャンペーンは締切りの今年2019年8月末までに予定の3通を出した後にダメ押しのつもりで2通の計5通を出したのでした。
今回のキャンペーンは御承知の通り1通送るのにトミカプレミアム3台のバーコードを切り取る必要があり、5通出すために計15台も箱を難有・買取り不可(都内の某ショップでは箱のバーコード切取り有の場合、タダでも良ければ引き取りはするが買取りはしないとの由)の状態にしてしまいました(税抜800円×15台=税抜12000円をイケニエにww)。
まあ、これで当らなければ仕方がないと思っていた訳ですが、ぷぷっ、この週末まで待っても届かないということは・・・・、見事にハズレたでしょうww(爆汗)。
落選理由は言うまでもなく、私の人柄の悪さや普段の心がけが悪いこともあるでしょうけれども、もう一つ考えられるのは、葉書をバラバラにしかも投函するポストも1通ずつ替えて差し出したことにあるのかなあと。5通を同じ封筒にでも入れて送れば、タカラトミーの抽選担当の人も「こんなに送ってきたのだから1通だけは当りにしてあげようw」と考えた可能性は高いような気がするのです。まあ、抽選方法が全ての葉書をよくかき混ぜてから当りを抽出ということならば、やはり人間性を磨かないと当てるのはやっぱり無理という話になりますがne(爆汗)。


現在、このトミカプレミアムの懸賞品スーパーシルエットはヤフオクを見ますと夥しい数が出品され、大体9000円位で落札されていますので、そんなに欲しいのなら1台落札すればいいんじゃないの?って話にもなる訳です。ところが、同じ9000円の使い道として、例えば1960年代モノのプラモデルやビンテージミニカーを買う方が余程価値があるなあと思えてしまったり、はたまた、「既にプレミアム15台、金額にして12000円以上もキャンペーン応募のバーコード切取りのために使っているのだから、この上、他人が当たったモノを9000円で買えばシルエット1台が2万円オーバーの計算になってしまう~ww」と考えたりもして、なかなか買う決断も出来ずにいる状況なのです(爆汗)。
もうすぐ東京モーターショーも始まり、モーターショー限定のトミカがまた山のように発売になるようですので、あまり散財しないよう、ここはぐっと堪えてシルエットは諦めておいた方がいいかもしれませんyone☆


閑話休題
今回はカタログと言えるかどうかは微妙というか怪しいのですが、「自動車カタログ棚から」シリーズ第379回記事としてポルシェカレラ6をご紹介しますne☆☆☆



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★レーシングポルシェで個人的にそそられるのは、550・904・906(カレラ6)・910(カレラ10)までの時代♪
なかでも、子供の頃、リアルタイムで日本グランプリのレース結果を見たりプラモデルを作ったこともあるため、ポルシェ906と910が特に思い出深く思い入れがあるのです。無論、映画「栄光のル・マン」に登場した917Kも嫌いではありませんが、正直なところ906や910のようにはトキメかないのです。また、ジェームス・ディーンで有名な550や第2回日本GPのスカイライン2000GT(S54)とのバトルで有名な904も好きですが、年式が古いために906や910のようにはリアルタイムの鮮やかな思い出がないのです。

★ポルシェ904のカタログについては2012年12月23日の本シリーズ第100回記事でご紹介していますが、906(カレラ6)にも同じようにカタログが存在するとの情報があります。
しかし、906のカタログというのは、存在するのかもしれませんが、これまで長年に亘り入手する機会がなく、また現物を見たことがありません。
今回ご紹介するのはポルシェの当時の輸入代理店・三和自動車が発行した簡素なリーフレットとポルシェ本社発行の広報誌クリストフォーラスの906別刷りです。何れもポルシェのオフィシャル印刷物ですが、残念ながらカタログとは言えないかもしれません。

【1966年 ポルシェカレラ6 主要スペック】 (1966 Porsche Carrera6 specification)
全長4113㎜・全幅1680㎜・全高980㎜・ホイールベース2300㎜・最低地上高120mm・車両重量575kg・水平対向強制空冷6気筒1991cc・内径×行程80㎜×66㎜・圧縮比10.3:1・最高出力210ps/8000rpm・最大トルク20mkg/6000rpm・変速機5速MT・減速比7/31・4輪ディスクブレーキ・乗車定員2名・最高速度280km/h・日本国内販売価格1100万円


●模型とラジオ1966年7月号 表紙(B5判)
1952年(昭和27年)~1984年(昭和59年)まで科学教材社が発行していたジュニア向け工作雑誌の表紙を飾った、1966年の第3回日本グランプリに出場したポルシェカレラ6。



●オートスポーツ1966年5月号 表紙 (A4判)
三栄書房のモーターファンの臨時増刊号の形で1964年に誕生し現在も発行されているモータースポーツ専門誌「オートスポーツ」の表紙を飾った、羽田に日航機で空輸されたばかりのポルシェカレラ6。後方にはダットサン320系バンと思われる日航サービスカーなどが写り込んでいます。


表2 三和自動車 広告
表紙をめくった裏面は三和自動車の広告。表紙同様にカレラ6が羽田に到着した際の写真が掲載されています。


中頁グラフ記事





●CARグラフィック1967年6月号 三和自動車 広告
長年、カーグラの表3に掲載された三和自動車の広告。この号はこの年の日本GPで優勝したカレラ6にデカールなどを貼り付ける前の写真。


右上に912:315万円、911:435万円、911S:510万円、そしてカレラ6は1100万円と印字されています。人事院の資料を見ると、1967年(昭和42年)の公務員の高卒初任給は1万8400円とありますので、2019年現在の貨幣価値は大雑把に10倍となり、911Sが5100万円、カレラ6は1億1000万円の計算です。




●1967年?三和自動車発行 ポルシェカレラ6 リーフレット(縦16.9×横17.8cm・両面印刷1枚)
三和自動車が発行した912/911を掲載した日本語版総合カタログに追加する形で911Sとこのカレラ6のリーフレットが発行され、カタログに挟み込む形で配布されています。5種類のギヤ・レシオの一覧入り。ファイバーグラスボディ、ガルウィングドア、シート及びステアリング調節可能、チューブラースペースフレームシャシーとカレラ6の主な特徴が印字されています。


裏面スペック






●ポルシェ広報誌クリストフォーラス別刷 ポルシェカレラ6特集(縦28×横25cm・英独2ヵ国語併記・8頁)
1966年3月発行。ノンブル(頁番号)が14から始まっていることから、元々は広報誌クリストフォーラスに綴じ込まれていたものだった可能性があります。




カレラ6と並ぶと911がごく普通のクルマに見えてしまいます。


ガルウィング・ドア


シンプルなコクピット


スペアタイヤ搭載。カレラ6は公道走行も出来た最後の時代のレーシングカー。日本に入ってきた際も、慣らし運転は名神高速で行われています。1966年当時から半世紀以上を経た今日の路上でも最高速度280kmのカレラ6がフラット6の咆哮と共に後ろに迫ってきたら思わず道を開けることでしょう。




裏面の印字






★オマケ(その1): ポルシェカレラ6の国産プラモデル達
カレラ6は英コーギー等のダイキャストミニカーも有名ですが、1960年代当時、トヨタ2000GT以上に国産プラモデルメーカーが競って製品化しています。チューブラースペースフレームも再現した今井科学(イマイ)の1/16を筆頭に1/24の田宮模型(タミヤ)・青島文化教材社(アオシマ)・エルエス・中村産業(ナカムラ)・山田模型(ヤマダ)、1/32スケールのミツワなどなど。各プラモデルの詳細なレポートは「プラモデルコレクションから」シリーズの別記事にてアップすることとし、今回はすぐ写真が撮れたプラモのボックスアート(箱絵)のみご紹介します。




エルエス


アオシマ初版?


アオシマ再版?


ヤマダ


ナカムラ




★オマケ(その2): 2019年10月トミカ&トミカプレミアム新製品
昨日、10月19日(土)はトミカ新製品発売日ということで最寄りの家電量販店に行ってきました。トミカは75番1/57スズキ スペーシア ギアと103番1/60光岡ロックスター(通常:ライトブルーメタ、初回:ダークレッド)、トミカプレミアムは31番フェラーリF40(通常:レッド、発売記念仕様:ブルーメタ)と32番1/58フォルクスワーゲン・タイプⅠ(ビートル)。価格はトミカが税抜450円、プレミアムは税抜800円。F40はエンジンフードが開閉するのがナイスです♪








F40




光岡ロックスター。光岡自動車創業50周年記念モデル。C2コルベットをリスペクトしたモデル。






★オマケ(その3): 第23回クラシックカーフェスティバルinところざわ
日時: 2019年(令和元年)10月20日(日)午前10時~午後4時
場所: ところざわ自動車学校 練習コース内(西武線・狭山ヶ丘駅 徒歩2分)

20年位前から何度か行っているイベント。今年は山形から髙村様がクラウンRS41で遠路遥々みえるとのこともあり行ってきました。イベントではいつもアメブロでお世話になっている、maroさんにもお会い出来てベリベリナイスでした♪

秋の空ですが、陽射しは夏のようでした。


1959年キャデラック


髙村様とRS41




感動の涙目テール


極めて稀少な当時からのクーラー装着車


リアシートにブリキ・ミニカー・カタログ等の展示。初めて見るレアなカタログもあってビックリ。


プリンス軍団




このリア周りの造形にはそそられます♪


1957年ダイハツSKC7型 三輪トラック




山梨6ナンバーがそそります♪


1960年クラウンデラックスRS21型(ところざわ自動車学校保存車)


スワップミートコーナーの絶版プラモの山




★オマケ(その4): 今日のビートルズ「Please Mister Postman」 1963
ビートルズのオリジナル曲ではなくマーヴェレッツ(The Marvelettes)のカバー。1970年代にカーペンターズもカバーしてヒットしていますが、ジョンがリードボーカルをとるビートルズ・バージョンが一番魅力的。「郵便屋さん、ちゃんとよく捜してみて、僕宛の手紙(荷物)はないかい?」(Mister Postman look and see/Is there a letter in our bag for me)の歌詞は今週ずっと毎日、トミカプレミアムの当りが届くのを待ちわびてポストを開けてはガッカリした気分にピッタリ☆☆