★米澤玩具1956年ダグラスDC-7Cアメリカン航空とUSトミカAA仕様各種 | ポルシェ356Aカレラ

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就活、婚活という言葉は、今やメジャーですが、次のような「○活」という言葉は如何でしょう。あまり聞き慣れないものもあるのではないでしょうか。

恋活=結婚までは出来なくとも、とりあえず恋人をつくるための活動
離活=全くトキメキがなくなり顔を合わせる度に大喧嘩になるなど一緒に暮らすことが困難となった場合の離婚へ向けた活動
妊活=子供を産むための活動
転活=今の仕事を変える、転職へ向けた活動
ソー活=TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用した就職活動
終活=死に備え人生を総括し財産処分、身辺整理などをする活動

昨日の朝日新聞にロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のナヲさん(1975年12月16日~)が第2子をつくるためにバンドを休止して「妊活」をした話が出ていました。「すっごい笑ってくれる子で。家族みんなで笑う時、生まれてきてくれてありがとう、って思いますね」という言葉にウルっと来ましたが、既に1人子供がいて、もう1人どうしてもという妊活は、まあ確かに一人っ子ではちょっと可哀想だし産める年齢も限られているから産めるうちに頑張ってみたということで良い結果になってよかったと思いました。でも、ワタシの知合いでは500万といったお金をかけて不妊治療を長期間やっても子供が1人も出来ないという人もおり、既に1人いるならそこで諦めるという選択をする人も世の中にはいるだろうなとも思いましたYO。

さて、ゴールデンウィークもあまりこれといったことを何もしないうちにあっという間に終わりそうで少々焦ってもいますが、GW中に今回を含めて記事を3本アップできたということでまあ良しとしましょう。GW最後の3本目は古いヨネザワ(米澤玩具)の飛行機と1970年代の北米向けトミカをピックアップします☆


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★悲運のダグラスDC-7C型 旅客機
DC4型機と同じ基本設計のまま1953年(昭和28年)より製造されたダグラスDC-7は、北米大陸無着陸横断用原型のDC-7型とその改良型DC-7A型、次に北大西洋横断向けに航続距離を伸ばしたDC-7B型、更に1956年(昭和31年)には胴体を1.01m延長して客室容量を増やし、主翼を胴体根元から1.53m延長して振動を減らし操縦安定性を高めたDC-7C型「愛称=セブンシーズ(Sevenseas)」が開発された。同機は1956年にパンナムに引き渡され、ニューヨーク~ロンドン間の大西洋無着陸横断路線に就航した他、日航やスカンジナビア航空などの長距離路線でも使用された(日航は4機導入)。
居住性や整備性の悪さ、運行コストが高かったこと、1958年には後継のダグラスDC-8ジェット旅客機が登場したことなどからDC-7シリーズは不評を買い、大手航空会社では就航から概ね5年以内には機体を売却した。

1960年代前半の中古旅客機市場において、大手航空会社が手放したDC-7C型機を安価な機体を求める弱小旅客チャーター便事業者や航空貨物事業者などが競って手を上げ購入した。しかし、DC-7(A)/B型とほぼ同じエンジン出力で室内容積を拡張したことに付随して燃料タンクの増設と翼表面積の拡大から機体重量は33トンにも達し7Cの最大搭載重量は逆に低下、元々基本設計となったDC-4型の飛行上昇率が低く設定されていたところにDC-7C型では更に上昇率が低下し、DC-7型シリーズに共通したエンジンの高い故障発生率及び低い信頼性が航空機として運用する上では致命的なダメージとなり早期の引退やスクラップ化という末路に繋がった。


【主要スペック】 1956年 ダグラスDC-7C型 (1956 Douglas DC-7C)
全長:34.21 m・全幅:38.86 m・全高:9.70 m・最大離陸重量64,864kg・最高速度653km/h・巡航速度578km/h・長距離巡航速度441km/h・航続距離9,012km(5600マイル)・座席105席(国際線、全エコノミー仕様)・エンジン: 「サイクロン(cyclonen)」×4基・出力3400hp/2,900rpm・生産機数338機(DC-7(A)型105機・DC-7B型112機・DC-7C型121機)



●米澤玩具 1/64スケール 1956年ダグラスDC-7C「AMERICAN AIRLINES」
全長54.5cm・全幅(主翼長)60cmというビッグサイズ。ブリキ製。電動。当時定価:不明(1960年代前半に日本航空仕様で販売された際の国内定価は1160円)。単1電池3本を入れスイッチを「ON」にすると胴体上の赤ランプを点滅させながら走行を始め、止まると扉が開きスチュワーデスが姿を現す電動金属玩具。イーベイで箱付完品は日本円25万円程度と高値だが、これは超安価で入手したジャンク品。箱も付属のタラップもなし。機首のアンテナ欠品。その上、プロペラが多数もぎ取れ、現状では電池を入れても動かない。でも、大きさからくる存在感が凄い。ズタボロジャンクではないので、そのうちレストアして動くようにしたいと思案中。しかし、巨大な飛行機の玩具は飾る場所にはちょっと困ります。一緒に写っているのは、USトミカ98-1番1/68スケール 初代ハイエース・タラップカー「AA」。
米澤(1)正

米澤(1)

米澤(4)後部

機首にはFlagship Californiaのプリント
米澤(2)機首

尾翼
米澤(3)尾翼

窓には乗客が見えている。
米澤(5)窓には乗客

扉が開いてスチュワーデスが現われると、窓の乗客が消える。
米澤(6)スチュ現れる1

米澤(7)スチュ現れる2

右主翼上の電動スイッチ
米澤(8)スイッチ

胴体裏には桜にYの字のお馴染みの米澤玩具の商標
米澤(9)ヨネザワ商標

単1電池3個使用
米澤(10)単一電池3個



●USトミカ98-1番1/68スケール 初代ハイエース・タラップカー「American Airlines」
全長8cm。ダイキャスト製(後部プラ製)。国内で売られたのは日本航空と全日空だったが、北米向けジーパン地ブリスター入りのポケットカー(Pocket Cars)ではAA仕様となって販売された。トミカの空港系モデルでは、96-1トーイングトラクター、100-1コンテナ、97-1いすゞエルフ機内食運搬車、99-1日野空調車でもAA仕様が出ている。私が高3だった1977年の10月にJMAC中島 登会長が著したカラーブックス「日本のミニカー」を見てトミカに輸出仕様のポケットカーがあることを初めて知り、翌1978年に渡米した人に頼んでポケットカーを土産として沢山買ってきて貰った。その時点で既に絶版となっていたのか99-1日野空調車のAA仕様だけは残念ながら未入手。

・右の後部タラップ白が1st、左の後部タラップベージュが2nd
タラップカー(1)

タラップカー(2)

右の1stはグリルに「TOYOTA」文字が入りナンバー文字が「HIACE」、左の2ndでは「TOYOTA」文字が消えグリルに縦線が入りナンバー文字がハイエース保冷車の品番を表わす「38」。その他、ハンドルとシートが2ndでは一体。講談社の「ミニカー大百科~トミカコレクションのすべて」には更にホイール違いなどAA仕様だけで5種のバリエーションが掲載されている。
タラップカー(3)正面2種

タラップカー(4)横

タラップカー(5)横2



●USトミカ96-1番1/50スケール トーイングトラクター+1/47スケール コンテナ「American Airlines」

トーイング&コンテナ(1)

トーイング&コンテナ(2)



●USトミカ97-1番1/67スケール いすゞエルフ機内食運搬車「American Airlines」
エルフ機内食(1)

エルフ機内食(2)



●USトミカ95-1番1/117スケール ジャンボ牽引車「American Airlines」

牽引車(1)

牽引車(2)

トミカAA仕様 大集合
牽引車(3)全員集合




●トミカ新空港セット「日本航空」
国内向けギフトセット。通常品とはウインド色などが異なる。空港セットは短期間で消えた他のギフトに比べて販売期間が長かった。
日本航空(1)

箱裏面
日本航空(2)

箱裏右下に「T-32」の印字があるので1983年製。
日本航空(3)裏アップT32



●トミカ新空港セット「全日空」
これも国内向けギフトセット。
全日空(1)

箱裏面
全日空(2)

箱裏右下に「T-28」の印字があるので1979年製。
全日空(3)裏アップ





★オマケ(その1): 米澤玩具 1/64スケール 1956年ダグラスDC-7C「AMERICAN AIRLINES」 動画 (A)




★オマケ(その2): 米澤玩具 1/64スケール 1956年ダグラスDC-7C「AMERICAN AIRLINES」 動画 (B)




★オマケ(その3): 2013年 マキシマム ザ ホルモン「え・い・り・あ・ん」
1000万回に近い再生回数と海外からのコメントが多いのが驚きです。歌詞は字幕を見ないと殆ど判りませんが、どうも反原発ソングらしいです。レッチリの影響も感じるバンド。