★1995年ニスモGT-R LM　ル・マンR33レアカタログ　～　自動車カタログ棚から 349

★ゴールデンウィークは行楽地に行くにもクルマでも鉄道でも混雑するのが困りものですよね。誰しも30キロとか40キロとかの渋滞にハマりたくはないでしょう。かと言って、どこにも出かけないで家にこもっていていてはストレスが堪りますし勿体ないので、ワタシは近場に少し出かけて気分転換をし、あとは普段出来ないモノの整理やら映画を見るなどしていますYO☆

★今日は子供の日ですね。みなさんはどんな子供でしたか？？
私は暗い子供でしたよ～。コツコツと部屋で絵を描いているか楽器を弾いているかといった感じで、一人で何かをしていることが多いのは今と大して変わりません(大汗)

★アメブロも更新できる時間の余裕がある時には出来るだけ更新しておこうということで、今回は「自動車カタログ棚から」シリーズ第349回として1995年のニスモGT-R LMをご紹介しますNE☆

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★1957年(昭和32年)4月にデビューしたスカイラインは2017年ついに還暦を迎えた。
60年に亘るスカイラインの歩みと共にセールスカタログも夥しい種類が発行されてきた。その中で特に入手が難しいのは、初代デビュー版カタログ(白地と赤地の2種とデラックス専用が更に2種有)、菅原文太が表紙のS54最終型カタログ、ハコスカ4ドアGT-RのMC時のカード式カタログ、各世代のパトカーやタクシーのカタログ、そして今回ご紹介するニスモGT-R LMのカタログといったあたりでしょう。
世代的にコンプリートにカタログを蒐集することが難しいのはハコスカ。ハコスカ前期型ではファミリーDX専用・ツーリングDX専用・スポーティDX専用・2000GT専用・2000GT-R専用・バン専用等の各本カタログが同時並行で発行されています。ハコスカも初期型では既に約半世紀の時を経ており、当時カタログを集めた人からそっくり譲り受けるなどしない限り、今から後追いで全て集めることは相当にハードルが高いと言えます。

★スカイラインは1993年(平成5年)8月に9代目に移行したが、GT-Rに関してはR32が継続して生産され、R33型GT-Rがデビューしたのは9代目デビューから1年5ヵ月後の1995年(平成7年)1月のことであった。
バランスの良さで高い評価を得ていたR32に比べてR33はボディの肥大/大型化による重量増がマイナスイメージとなり、メディア(専門家筋)や市場での評価は良いとは言えず、当時の不評が現在に至るまで尾を引いてきた格好であったのだが、モデルチェンジ時にR33同様に評価の低かったR31の評価が近年高まっているのと同様にR33の評価・人気は上昇傾向にある。

★ニスモGT-R LMはR33型GT-Rをベースにル・マン参戦を目的としてニスモ(＝Nissan Motorsports International)が製造し1995年に1台のみ英国で販売した車両である。
「GT1クラス」の公道を走行できる最低1台市販しなければならないとの規定に従い、ル・マン参戦を目的にGT1クラス公認用に1台のみが生産・販売された。市販型GT-Rがベースとなっているもののボディ、600ps以上にチューン可能としたエンジン、ブレーキ等の下廻りの全てに大幅な修正が施されており、市販型GT-Rとは全く別の怪物と言える。

【主要スペック】　1995年ニスモGT-R LM　(1995 NISMO GT-R LM)
全長4675㎜・全幅1880㎜・全高1300㎜・ホイールベース2720㎜・トレッド前1550㎜/後1580㎜・車重1580kg・FR・RB26DETT6気筒ツインターボ2568cc・最高出力305ps/6800rpm(600ps以上にチューン可)・最大トルク38kg-m/4500rpm・変速機5速MT・タイヤサイズ265/35R18・ホイールサイズ9.0J×18・乗車定員2＋2・右ハンドル・生産台数1台

●1995年ニスモGT-R LM　日産保存車
※画像は日産ギャラリーよりお借りしました。