ハーネスジャンプ | ロンドンつれづれ

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木下アカデミーの若きスターたち、千葉百音選手と島田麻央選手がカナダからきたハーネスの達人、ジェフ・ディオニシオ氏とジャンプ練習をしたそうだ。彼はかつて羽生結弦選手の4Aの練習もしたという。

 

彼は、「千葉選手も島田選手もトップレベルの選手。オリンピアンたちと同じ感覚、同じエネルギーを感じた」という。現在はクリケットクラブを拠点としているが、ハーネス指導は25年ほど。これまで、キム・ヨナや羽生結弦選手とハーネスをしたが、「今よくやる4回転ジャンプのハーネスはユヅルとの練習を通じて学んだ」ということだ。

 

彼のアドバイスは、ジャンプ全体というより「降りるために何をするか、その細かい部分を明確にすること」である。ハーネスのメリットは、安心感の下で、とんでいる感覚をつかむことができ、自身を持つことができる。ハーネスを使う上では、選手自身に跳ばせること。選手自身が自分に何が足りないかを見つけることだという。
 

リンクサイド:ジェフ・ディオニシオ氏「4回転を使ったハーネス練習は結弦から……」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

 

そういえば、昨日の私のループジャンプの練習でも、コーチが言っていたのは「跳ぶことより降りることの方が大事なのよ!ちゃんと降りて、姿勢を保ちなさい!」であった…。

 

 

こちらは、2022年の2月にディオニシオ氏によってアップされた、羽生選手のハーネスを付けた4Aの完璧な着氷の様子。 No hint of under-rotation!