綺麗にテーマ別に作られたガーデンだけでなく、それをつなぐ自然道のようなところに咲く野生の花々を見て歩いていても飽きません。
こちらはイギリスの野原に良く咲いている、直径7-8センチのこぶりの赤いポピー。戦没者を悼むためのポピーアピールに象徴される花です。
下も野原部分に咲いていた、大きなおそらくオニゲシでしょう。
こちらは何でしょう…薄紫の花。
紫の、桔梗のような花もありました。
これは、巨大なバターカップみたい。直径は7センチぐらいありました。
白いのは、アイリスでしょうか。
この紫の花も、名前がわからない。群生していました。
そして、林の中からでると、目の前が開けてロックガーデンに。
これらの巨大な石を運んで庭に入れるだけでも、どれだけの資金や人手が必要でしょうか。
大金持ちの貴族だからこそ、できたことでしょうね。
庭一つとっても、富と権力を見せつけることができたんだろうと思います。
なんて広大な土地でしょうね。しかし、おそらく2時間ではまだ敷地の5分の1ほども見ていないと思います。
ここは、バラなどが美しくデザインされた庭。
そこから、本館の方を見た景色。
その本館の向こうには、ピークディストリクトの丘陵が広がっていますが、そこもまだチャッツワースハウスの敷地内です。
こちらは、苗を育てたり、傷んだ植物をひきとってきて、面倒をみる場所のようでした。
これだけ庭が広いと、いったい何人のガーデナーがいるんでしょうか。20人や30人では済まないと思います。
こんな植物は初めて見ました。
蜂がいっぱい来ていましたから、蜜がとれるんでしょうね。
さて、次は本館の中に入っていきます。こちらには、まだ貴族の人たちが住んでいるはずですが、居住区域はプライベートになっていて、観光客は入れません…。
そして、敷地と建物の手入れをするための費用は莫大なものなので、観光客から入場料金をとって維持費に充てているのです。
館内のご案内は、また明日…。