先日のランスルー | ロンドンつれづれ

ロンドンつれづれ

気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 

5月のドイツで行われるフィギュアスケートの世界大会に向けて、新しいプログラムを練習し、これまでどうしてもできなかった「ループジャンプ」と、「シットスピン」を入れることをチャレンジとして、チャリティー・チャレンジに取り組んでおります。

 

よわい69才。 58才から始めた、年寄りの冷や水ともいえるフィギュアスケートは、実はかなりアブナいスポーツだった、と長年の怪我の歴史を見てきてくださった読者の方ならご存じでしょう。

 

バックスリーターンを練習し、顔面から転倒して、前歯を折ったこともあります。(写真を載せましたね?)

 

イナバウアーを練習していて、前方に転倒し、手をついたところ右肩の腱板断裂を起こし、痛みが完全になくなるのに2年以上かかりました。 その痛みを我慢するあまり、ストレスから帯状疱疹にもなって、泣きっつらに蜂とはこのことです。 しばらく歯磨きもままなりませんでした。

 

また、転倒して肩を脱臼したとか、手のひらが真っ黒になった、などというのは日常茶飯事。

 

膝のお皿が割れそうな転倒は痛みで声もでず、これまたまた黄色と紫色のだんだらのうち身になったり、スピンの練習で転倒して、左の肘に変な水のようなものが溜まり、ぶよぶよしたり…。

 

数えればきりがありません。

 

それでもやめられないのは、やっぱり楽しいから? 美しく舞う、羽生選手や浅田選手のイメージに、少しでも近づきたいから? 力強い新葉ちゃんのように、滑りたいから?

 

いやいや、近づけるわけもないし、「ああ、こんなことなら子どものころからに練習しておけばよかった…」といまさら嘆いても、58才からの手習いでは、うまくなるわけもなく。

 

しかし、それでも、なんとかシングルジャンプをいくつか、スピンも5‐6回なら回れるようにはなりました。 数少ない、自分ができることを組み合わせて作ってもらったプログラム。

 

これが、音楽が鳴ったとたんに、できるはずのこともできなくなるのが不思議。音に合わせてあのツルツル滑る氷の上で、自在に動くことなんて、至難の業。うまい人を見ていると簡単そうですが、ところがどっこい…。

 

だからこそ「挑戦」なんですね。挑戦をしてチャリティのためになる。それを目指しております。 うまくなくても、かまわない。最後まで努力している姿が大事だ、とコーチには言われます。

 

「あなたが上手にやるなんて、誰もおもってないわよ。挑戦する姿を見せることが大事でしょ?」と。

 

で。

 

今回の挑戦。 ランスルー。 今回は、転倒はしませんでした。 そして少しずつ、エレメンツもなんとかなってきたかな。 今後は、一つ一つの動きをもっと「見栄えのする動き」にしていくことだそうです。あと1か月を切りました。 私の試合の日は、5月14日だそうです。

 

ホテルも予約しました。もう逃げられません…。 けがも病気もできません…。

 

 

 

ビデオは英国チャンピオンなどを撮影しているプロの人がボランティアでとってくれました。チャリティチャレンジなら、僕も協力する、お金はいらないよ!といって。

 

自分のビデオは、見るとウンザリして大っ嫌いなんですが、どこがどう悪いかは、コーチに100回言われても「やってるよ!」と思うものが、ビデオだと一発で、ああ、やってないじゃん…とわかるので、必要かと思います。

 

今回も反省点がいっぱい。

 

あと4,5回のランスルーでなんとかなるのか…。やるっきゃないです。

 

支援をお願いしているピノッキオさんで、ボランティアスタッフの一人がご事情がありおやめになります。栄養士の資格をお持ちの方、これまで子ども食堂を支えてきてくれた貴重なかたです。本当にありがとうございました!

 

川名先生からお礼の花束が…。

 

 

彼女無しには、これまでのピノッキオの活動はありえませんでした。

 

栄養あふれるヘルシーなレシピをこれまで3年にわたり子どもたちに提供してきてくれました。

 

 

 

 

彼女のレシピを家庭料理に参考にされてきた方もいます。

 

おいしい手作りの料理を、テイクアウト、またはイートインで食べることのできた子どもたちは幸せでした…。

 

これまで本当にありがとうございました!

 

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地域に根付いて活動を続けているピノッキオさんに、今年もスケートのチャリティ・チャレンジを行ってクラウドファンディングで寄付を募っております。今年のチャレンジは、「ループジャンプ」と、「シットスピン」。 まだ全くできません! あと1か月でできるようになるのか…。 心もとないです。

 

プログラムは「カリブの海賊」です。 音楽と衣装は昔のものを使うけれど、振り付けはまったく新しいものでチャレンジします。

 

ピノッキオの主催をしているのは、元早稲田大学の川名はつ子教授、里親さんを支援する会を長年サポートしてきた方です。 

 

一回につき、70食以上をサポートしています。子どもは無料、大人の方は300円いただいているそうです。

 

 

 

クラウドファンディングは、以下、キャンプファイヤーというNPOなどの支援をしているプラットフォームからすることができます。

 

以下のサイトに飛んで、ご支援ください!

 

なお、今回のクラファンの寄付には17%ほどの手数料がかかるようです。例えば、3000円の寄付を選んだ場合、500円ほどが手数料として加算されるようです。そのつもりで金額を選んでください。

 

その分、ピノッキオの方で手数料として寄付から引かれることがないのでピノッキオは助かるのですが、皆さんのご負担が17%増えてしまうようです。よろしくお願いいたします。

 

笑顔はじけるみんなの居場所に!『子ども食堂』拡張工事にご支援をお願いいたします。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

これまで26人の方から、202,000円のご支援を受け取っています。応援、ご支援、ありがとうございます!

 

海外からの寄付も受け付けられるはずですので、日本以外にお住まいの方も、奮ってご支援ください!

 

また、クラファンはどうも、という方は、ピノッキオの郵便貯金の口座に直接お振込みください。前回も、郵貯の方に寄付をくださった方が、かなりの数いらっしゃいました。

 

以下のサイトに、振込先が載っています。

 

一般社団法人ピノッキオとは (studio.site)