チューリップの意匠 | ロンドンつれづれ

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庭のチューリップを1輪、バスルームに飾ってある。
 
そうしたら、どんどん色が濃くなって、開いてきて、なんだかチューリップに見えなくなってきた。
 
 

 
 
チューリップと言えば、花びらがもっと閉じていて、カップのような形をしているのが印象だ。
 

 
 
 
はて、この感じはどこかで見たぞ?と思ったら…
 
 
 
そうだ、2階のベッドルームのインテリアである。 この部屋のテーマはローラ・アシュレイのチューリップだった。
 
 
 
カーテンも、同じ模様であつらえたのである。 この部屋の壁や家具の色味は、白と薄紫で統一してある。
 
 
このデザインを選んだ時、「ええっ? これって、チューリップなの?」と思ったものだ。白に赤味がかった紫の斑入りのチューリップは、開ききっていて、とてもチューリップには見えなかったからだ。
 
確かに、横に濃い紫で描かれているつぼみのようなのと葉が、なんとかチューリップである。
 
 
しかし、今我が家で咲いているチューリップは、最初のうちは、チューリップらしい姿態をしていたが、だんだんに色も濃くなり、開ききってきて、だんだんとこのベッドルームの意匠のチューリップにそっくりになってきたのだ。
 
 
 
これはこれで、きれいだけれども。 そして、姿を微妙に変えながら、ずいぶん何日も長いこと咲いていてくれるのだなあ、と嬉しがっている。
 
 
 
球根の場合、植えさえすればほとんど花が咲いてくれるのが嬉しい。
 
 
もう何日も楽しんでいるのである。
 
 
そして、今朝起きたら、急に紅色と黄色の花が開いていた。
 
 
 
確か昨日まではまだ緑色のつぼみだったと思うが、突然という感じだ。
 
 
 
そして、明るい太陽が当たる昼頃には、こんなに開いてしまった。
 
 
これも、チューリップというよりは、アマリリスのように見える。閉じれば、チューリップなのだけれど。
 
 
 
真ん中に入っているきっぱりした白い線もなかなかなデザインだ。

 
 
猫は、今朝、どこに潜り込んだか、背中を真っ黒に汚して戻ってきて叱られたので、スネています…。取っつかまって、背中をゴシゴシ拭かれたのが、気に入らないようです。
 
 
 
時間差で咲いてくれるので、また新しいチューリップでしばらくは楽しめそうです…。