月曜日の朝、リビングルームのじゅうたんの上に3か所、猫の吐き戻しがあった。
食欲もだいぶ戻り、何日も吐いていなかったので、そろそろ大丈夫かなと思い始めた矢先だった。
夫とこそこそ「やっぱり獣医さんに連れて行こう」と相談していたら…。
気配を察したのか、ソファの後ろに隠れているミイナ。
耳が見えるんだけど…。
そう、あなた、ですよ!
また四つ足を踏ん張るのを無理やりバスケットに押し込んで、獣医さんへ。
体重計の上で、比較的リラックスしているミイナ。
しかし、お尻に体温計を突っ込まれたら、にゃおにゃお言い出した。嫌だったんでしょう。
抗議の声を上げています。
熱もないし、庭も駆け回るんですが、吐き戻しが出たのと、やはり食欲がいつもよりないということで、獣医さんとも相談して血液検査とXレイスキャンをしてもらうことにしました…。腎臓だったりすると怖いので。
検査のための鎮静剤や、注射などに関する書類にサインをし、料金は1000-1500ポンドになる、という話も。 日本円では19万から28万円ぐらいとのこと。 その上、手術が必要になれば、さらに1500ポンドということで…。(ひえ~!)
ということで、ミイナを置いて、我々は帰ってきました。 それから2時間後。
獣医さんから連絡が入り、尿にクリスタルがでているかもしれないから、膀胱に針を刺して尿を採取してもよいか、という電話。 これも許可して、さらに2時間後。
検査はすべて終わったので、猫を引き取りに来てほしいということでした。 そして、尿の方は、いくらかのセディメント(沈殿物)がでたが、心配するには及ばない量だ、ということ。
精密検査の結果は、やはり怖い病気ではなく、ウイルス性の胃腸炎か、外で変なものを食べたんじゃないか、ということで、安心はできました。
若い女の先生で、電話で She has been quite vocal....というので笑ってしまいました。鎮静剤から覚めて、よっぽど大きな声でうるさく鳴いていたんでしょうね。
で、帰ってきたミイナはおなかにこんなでっかいハゲが~~! 右手と、首のしたのところにも、3センチ四方ぐらいのハゲが~!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240214/01/popular2/1a/ff/j/o0810108015401228040.jpg?caw=800)
1500ポンドかかるかも、と言われた検査費用は、ペット保険に入っていたので、120ポンドほどで済みました。
イギリスでは人間の病院はすべて無料ですが、ペットにはお金がかかる…。
しかし、血液検査から内臓のスキャンをすべて行ってもらったので、異物を飲み込んだり、腫瘍があったり、心配なものではないことが分かり、本当に安心しました。
今日はまた、吐き戻しはしていないので、しばらくはフードを少量ずつ、何回にも分けて与えること、食欲がないということなので、違う会社のフードを買ってきて与えてみること、などいくつかのアドバイスを受けて帰ってきました。
新しいフードを与えてみたら、びっくりするほどガツガツ食べて、今日は2日目ですが、与えられたものをきれいにペロッと食べてしまいます。
じゃあ、食欲が落ちていたのは、フードに飽きていたから?
しかし、我が家に来て、これまでずーっと全く問題なく食べていたフードなのに、なぜこの10日ほど、急に飽きたんでしょうか?
本当にわかりません…。
猫って本当に気まぐれです。
1日家のなかで様子を見て、健康なウンチもでたので、もう大丈夫ということで外に出したんですが、すぐに家の中に戻ってきて、またごはんの催促です。
…とりあえず、なんでもなくて良かった、良かった。