震災の映像 | ロンドンつれづれ

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今回、能登半島の被害の詳細がなかなか伝わらないような気がしていた。

 

いったい、倒壊家屋がどのぐらい、火災がどのぐらい、そして津波がどのぐらいの被害を出したのか…。 自衛隊がどのぐらいの規模で投入されているのか、被災地に救援物資はいきわたっているのか…。

 

なんだかメディアの関心が低いのか、中央政府がちゃんと動いていないのか、そういうことがあまり報道されていないような気がしていたのだ。

 

道路が寸断されていたりして、なかなか報道陣が入れない、というようなことを聞いたような気もするが、それにしても。 寄付はちゃんと集まっているのか、水や電気は、どうなっているのか。私たちが知って心配してもどうにもならないことは分かっているが、それでも不思議なぐらい情報がすくないな、と感じている。

 

そんななか、4日前に報道された映像を見て、やはり津波の被害はかなりあったようだし、家屋の倒壊の現実も分かった。これでは揺れ始めたら高齢者は家の中から逃げる時間がないな…ということも。マイナカードを持って、どころではない。

 

こういう映像から、今後の準備をどうするべきか、施政者や行政は学ぶことができるだろう。

 

 

そして、この映像が撮影された車を運転していた介護職員さんの落ち着いた行動が、車に乗っていた高齢者の命を助けたことが分かる。

 

そこからも学ぶものは多い。