スロヴァキアのKosiceで行われているジュニアグランプリシリーズ、この回からロシア選手が参戦しています。
女子は4人。 プルシェンコ・コーチの率いる2人がなかなか素晴らしい。
その中でも圧巻なのは若干13歳の、ヴェロニカ・ジリナ選手。
なんとクワドジャンプを3本入れてきました。そのうち2つはコンビネーションで。 クワド・サルはqがつきましたが、クワド・トウ+トリプル・トウのコンボは完璧、クワド・トウ+ダブル・トウのコンボも決めました。
シニア男子並みのジャンプ構成です。 そして、彼女のジャンプはチートジャンプではなく、正確な踏切りで跳んでいます。 どのトウジャンプも、タップしてすぐに離氷。エッジも正確です。 ロシア女子にありがちなプレロテーションも無い、クリーンなジャンプです。
TESだけでも83.43点をたたき出しています。 合計で145.35点、もうちょっと高くつくかと思いました。
しかし、末恐ろしい13歳…。
ポゴリラヤ選手のコーチが教えているマリア・ザカロヴァもなかなか良いです。 SPの方が良かったかも。
同じくプルシェンコ指導のムラヴィエヴァ選手は、クワドやトリプルアクセルはないですが、飛んだジャンプは全て安定して、高いPCSとGOEで得点を稼ぎました。
リザルト・プロトコルはこちらで。
www.isuresults.com/results/season2122/jgpsvk2021/
以下は女子全員のライブストリーム録画。 4時間以上あります。
www.isuresults.com/results/season2122/jgpsvk2021/