長洲選手の苦しみ | ロンドンつれづれ

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つい最近、女優の深田恭子さんが「適応障害」を公表して、仕事をしばらくお休みするというニュースが流れた。

 

適応障害は、日本では雅子妃で一般に知られるようになった用語だろう。

 

適応障害を放置しているとうつ病になり、深刻な状態に陥るそうである。

 

うつ病は摂食障害なども併発し、若い世代の女性も苦しむ精神的な病であることはよく知られている。 スケーターさんでは、グレイシー・ゴールドさんがうつ病と摂食障害を公表した。

 

5月中旬、アメリカの元フィギュアスケーター、ミライ・ナガス、長洲未來さんがソチオリンピックに選ばれなかったということで気持が落ち込み、最終的にはうつ状態になって治療を受けていたことを動画で話している。

 

 

以下、英語でのインタビューだが、日本語の字幕がつくのでぜひご覧ください。

 

現在、先進国の子どもや若い人たちの間でうつ病が広がっており、親や本人が「適応障害」や「うつ病」についての知識を持ち、手遅れになる前に正しい治療を受ける必要性を訴えています。

 

同時に、若いうちから大人のように扱われるフィギュアスケーターなどアスリートの苦しみに対する理解も深まるでしょう。

 

若いアスリートに対するメディアの扱い方やSNSなどでの誹謗中傷が、彼らのメンタルヘルスに大きな影響を与えることも私たち大人が知っておくべきことかもしれません。

 

たとえオリンピックでメダルを取ったとしても、彼らはやはり年若い人たちなのです。一般社会では30歳であってもまだまだ若輩者扱いされる年齢だということを忘れないようにしたいと思います。

 

14歳で全米チャンピオンとなり、スケーターとして頭角を現した長洲選手に対する大きなプレッシャー。16歳でバンクーバーオリンピック4位に。

 

 

20歳の時、ソチオリンピックの代表選手に選ばれなかった長洲選手の苦しみ。

 

 

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オリンピックでトリプルアクセルを成功させた…! チームイベントでアメリカのメダルに大きく貢献。

 

 

オリンピック後に見つけたこと。

 

 

長洲さんとご家族。