祝福とお見舞い | ロンドンつれづれ

ロンドンつれづれ

気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 

金曜日からスケート仲間宅に泊まりに行っていて、また私はスマホを持たないので、金曜日の神がかったSPを友人たちと録画で見た後、つい先ほどまでフリーの結果も知りませんでした。 2週間前にヘルシンキで全力応援してきたので、ロシアはロシア入りした皆さんにお任せして・・・とロンドンからは念を送りました。現地羽生ファンもたくさんいるロシアです。試合前のリラックスした表情にも安心しておりました。

 

 

そして土曜日は朝早くから友人宅の近所のアイスリンクへでかけ、さんざん練習した後にランチに帰ってきて皆でワイワイしながら、男子フリーの録画を探して見始めたところ・・・。 順番通りに見なかったので、羽生選手の優勝を先に知ってしまったのですが、しかしスコアが・・・。「え、あのSPでこの総合得点? いったいなにがあったの?」とびっくり。

 

そして、フリーの演技を見て「どうしたんだろう?」と心配に。 ジャンプ構成の変更と羽生選手らしくないミスの連発。 そこで初めて友人が携帯で色々調べて、負傷のことがわかりました。 午前の公式練習で足をくじいていた、ということが・・・。 そんなこととは知りませんでした。 もう、羽生選手のぶっちぎりの優勝を信じてやまなかったので安心しきっておりました。

 

たった今自宅に戻って、スケート関連のニュースを色々読んだところです。 ジャンプ着氷の足をくじいていてあの演技、本当に頑張りました。 出だしの二つのジャンプ、構成は変えてあったが、素晴らしかった。そしてステップもさらに進化してました。 できることは出し切ってくれた演技だったのでしょう。

 

 

 

フィギュアスケートは夫が言ったように、本当に最後までなにがあるかわかりません。 Ice is slippery...

 

そしてローラーコースター「羽生号」に乗ったら、ファンは最後まで安心していちゃダメ、スポコン漫画並みのドラマ展開なので強靭な心臓を持っていなくちゃだめだ、ということですね。

 

ううーん、ジュニアから応援しているのに、油断しました。

 

 

 

 

まずは、GPSの2連勝、おめでとうございます。 怪我を押してのフリーへの出場、ファンの皆さんは嬉しかったでしょうが、本当に大事にしてください。 ロシアで、プルシェンコ氏に捧げるプログラムをぜひ滑りたい、という強い気持ちがあったのでしょう。 負傷があっても、ダントツの1位というところに、さすがと思いました。SPは、ヘルシンキからさらに成熟して、非の打ち所のないものに。

 

 

初戦が勝てないというジンクスをヘルシンキの地で素晴らしい演技で打ち破り、そしてロシアでの神がかったSPとともに負傷があっても優勝し、GPSで2戦を勝ったことがないというジンクスも打ち破りました。 

 

 

本当におめでとうございます。

 

あとは、すこし羽を休めて、無理をしないようににしてください。

 

GPファイナルも、全日本も「厳しい」と話したという羽生選手。 

 

ファンは、足が快癒することを最優先に応援しています。

右足首が緩んでしまったというなら、酷使は致命的です。

 

本当に無理をしないように、全快するまでお大事にしてください。

 

そしてできれば、3月の世界選手権にフルパワー、フルスロットルでさいたまアリーナに戻ってきてください。

 

それまで、ファンはみな、辛抱強く待っていますよ。

 

世界戦も難しいようなら、来季までじっくり待ちますよ。 

 

同じプログラムを成熟させて帰ってきてくれることを心から待っています。

 

だから、健康を第一に、足を治すことを一番に考えてください。 それがファンの願いです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆様も、羽生選手にお祝いそしてお見舞いの言葉があったら、ぜひコメント欄にお書きください。