2022年夏アニメレビュー【Engage Kiss】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。


1年前の俺、めっちゃ喜んでて草w

2期決まって、あんなに『やったぁぁぁぉ!!』ってなってたのに、今回は3期やるって聞いても『ほーん』で終わりだもんなぁ。
ラブライブ!はこれがあるから怖い。
脚本が雑すぎて、当たればでかいけど、ハズレた時もでかい。 サンシャインの時は虹学がこっちに戻してくれたけど、今回はどうかなぁ。
一応、もう第5、第6のラブライブは動き出してるけどさ。


流石に舞台は観に行けないからなぁ。
しずくちゃんが『私こっちに出たいです!』といって『また転校する気か!』と止められてる二次絵があって笑ったw




あったわw
しずくちゃん、正史では『青藍高校→音乃木→虹学』って転入歴だからねw
まぁミュージカルとかしずくちゃん向けだよね。





後はもうバーチャルに賭けるしかないのか!?
初発表の時と比べてVtuberに対する抵抗感なくなったからね! サロメ様々やで!
とはいえ、何やるんだろうね。スクールアイドル設定で『今日は○○とコラボでマインクラフトやるよ』とかやったら、流石に笑うんだけどw



閑話休題、ここからが本題!
今回は2022年夏アニメレビュー!

Engage Kiss!!

これも、リコリコと同じオリジナルアニメでしたね。
銃も使うオリジナルアクションアニメ、というだけで色々とリコリコと比べられてて可哀想なポジションではあった。
俺自身、リコリコの方が好きではあったけど、この作品はこの作品で良い。 というか、ちゃんと観るとそこまで似た構造にはなってないんですよね。
百合物(おっさんずラブ含む)とハーレムラブコメだし。



【あらすじ】
「ベイロンシティ」――どこの国にも属さない、太平洋に浮かぶメガフロート型の都市。
新エネルギー資源「オルゴニウム」を採掘し、世界でもっとも注目されるこの都市では、「D災害」と呼ばれる、「悪魔」の引き起こす特殊な事件が多発していた。

一部の人間にのみその存在を知られるD災害。対処を行うのは、「PMC(民間軍事会社)」。
ベイロンシティで暮らす青年・シュウはそのひとつを運営しているが、会社の規模は零細。おまけに仕事も選ぶので、資金繰りは常に苦しい。

そんな彼の生活を公私に渡り献身的に支えているのは、ベイロンシティの学校に通う美少女高校生・キサラ。そしてもうひとり、シュウがかつて所属していた大手PMCの社員で、元恋人であるアヤノも、何かと彼を気にかける。それはキサラにとっては面白くない。

キサラのシュウに対する、強い執着。その根幹にあるのは二人の「契約」。
彼女の正体は悪魔なのだ。

キサラはシュウの生活を支え、契約に基づき悪魔退治にも協力する。
その代償は甘く危険な「キス」。
愛と契約、二人の危うい絆。その運命は、どこへ向かう――。




これが主人公のシュウ。
すごく分かりやすいクズw
あらすじにも書いてある通り、仕事は零細で常にカツカツ。






滞納した携帯料金や、食事代を元カノのアヤノに払ってもらったりw
金が無いだけならまだしも、パチンコしてたり、タバコ吸ってたりが、更にクズっぽさに拍車をかける。
更に言えば、女癖も悪い()
ぶっちゃけ、メインキャラ3人全員とやってると思われるし、それ以外にも手を出してると思われるw
伊藤誠よりはよほどマシだけど、比較対象があいつの時点でお察し。

そんなクズの目的は『死んだ両親の無実の証明と、行方不明の妹の探索』。
ただ、悪魔犯罪において人類の力は微力。
そこでクズはキサラと契約して悪魔に対抗する訳です。



ヤンデレをキスで黙らせてるように見えるし、実際その通りなんだけど、一応は悪魔に力を与えてるシーンですw



キスをすることで、クズの『記憶』がキサラに譲渡され、キサラが真価を発揮できる、といった感じですね。
『記憶』に関しては前半はマイルドでしたが、後半に進むにつれ、どんどんハードになっていきます。
元カノのアヤノさんのことも忘れつつあり、そもそも自らの戦う目的すら忘れつつあるのは見ていて『幾らクズでももう少し手心を・・・』となりましたね。
んで、最終的に『やっぱりクズじゃねぇか!!』となる辺り、この作品バランス良かったと思う。 良い意味で振り回されました。




メインヒロイン(暫定)のキサラは普通に可愛かったね。






メンヘラ入ったヤンデレっていう最近はあまり観なくなったジャンルでしたが、ヤンデレ感は後半薄くなってきたかな。




主人公がクズ過ぎて割とひどい目に合うからだと思う。

まぁ、そこも含めて良いヒロインでした。





もう1人のヒロイン、アヤノさん。
ツンデレ担当。
まぁ開始時点で元カノな訳ですが()
何だかんだクズを見捨てきれず、食事をおごったり、たまった携帯料金を払ったり、惚れた弱みは怖いw






作中で一番センシティブだったし、なんなら分かりやすく主人公とセッ・・してたw
ここで前述の『記憶の奪取』と絡めたり、この辺の設定はうまかったですね。






1話感想の時点で、『クズとヤンデレとツンデレの三角関係』と称しましたが、実際この2人は良く衝突してました。
ただ、その諍いは1話が一番激しく、途中からは(諍いしながらも)キサラがアヤノを庇うシーンも増えていきました。
これは、キサラがクズから記憶を奪ってるせいで『クズとアヤノが付き合ってた頃の記憶』がキサラに映って憎めなくなってるから、って感じでしたね。




アヤノ自身も、家出したキサラを家に戻す為に、敢えて煽ってみたりw
恋敵で嫌いだけど憎みきれない、ちょっと面白い関係性でした。




第3の女、シャロン・ホーリーグレイルさん。
悪魔を狩る『星天協会』所属のシスター。





流石に悪魔にタイマンで勝つのはしんどいけど、普通に武闘派。
そして、この人もクズと関係ありw





互いの利益の為に、一時的に手を組んでキサラを無力したまでは良かったけど、クズに裏切られて美味しいとこだけ持ってかれた割と可哀想な人。
まぁ自分も出し抜こうとしてたから自業自得っちゃ自業自得。




そして、わざわざ探し当てたらクズは自分のことを忘れていたという、マジで可哀想な人w
まぁ忘れてたのはキサラとの契約のせいなんですが、このクズは意図的にこの人の記憶を奪わせてたからね。




負けヒロイン同士、といったらアレですが、アヤノさんと仲良くなってたの草w








んで、極めつけはラスボスちゃん。
ぶっちゃけ、主人公の妹。
悪魔によって12年間ずっと封印されていた。
ただ、その間は夢を通じて兄とずっと繋がっていた。







つまり、兄が年上の女共と色々やってるとこも全部観ていたw

妹ちゃんの精神年齢は3歳のままで、兄であるクズが、年上の女達とイチャイチャして堕落していくところを見続けた。
その結果、






兄に近づく蟲は駆除する!

っていう思考になったのは流石に草w
『お兄ちゃんどいて、そいつ殺せない!』ですね。
本来のラスボスポジションの悪魔は瞬殺され、ヤンデレ妹と化した妹ちゃんと、クズを堕落させた蟲達(キサラ・アヤノ・シャロン)の対決で締めたのは『何を見せられてるんだ・・・?』って気分になりましたね。
まぁ面白かったので良いけど。





最終回のタイトルが『未解決で大団円』でしたが、マジでそんな感じで終わりましたね。
瞬殺されたラスボス的な悪魔はしばらく再生不可で、シャロンは協会に帰ったけど代わりに妹ちゃんが復活して、女同士のクズを巡る諍いは続く、という感じ。
なんも片付いてないけど、この作品には相応しい終わり方かなって。





ちょっと奇跡みたいなバランスの作品でしたね。
主人公のクズさが絶妙だった。
これ以上クズ要素が強いと観るのキツかったし、中盤そこそこひどい目にあってたから許せたとこもあったし。






曲がOPもEDもどっちも良かったね。
OPは『邪神ちゃんドロップキックX』と同じ人が歌ってて歌詞も少しリンクしてると何度か話題にしたやつです。
EDの『恋愛脳』は中盤のダークな展開の時は『本編との落差で風邪引きそう』ってなりましたw
ただ、まぁ終わってみればまたピッタリなEDになったし、何より歌詞が可愛いので、今期でもかなり好きな一曲ですね。


こんな感じ!!
前半『主人公クズ過ぎワロタw』
中盤『幾らクズでも多少の手心を・・・』
後半『やっぱり主人公がクズなせいじゃねぇかw』
って感じで、飽きずに次が気になる構成にしてたのは普通に面白かったし、13話で綺麗にまとまってる良作ですね。
機会があれば是非観てほしい。



【2022年夏アニメランキング】(暫定)
1.リコリスリコイル
2.Engage Kiss
3.邪神ちゃんドロップキックX

流石にリコリコには及ばんかったけど、それでも飽きずに最後まで観れたし、大きな不満も無し。
まぁいかんせん主人公がクズなんで、そこで人は選ぶかもねw
個人的には、ギリギリギャグで昇華できるクズだったと思う。
んじゃ、今回はここまで~。