「花ちゃんのリボン」まあちゃんからの贈り物 | アバターもえくぼ

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6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

いまだに沢山の方達に

リブログされている

 
花ちゃんのリボン
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あのあと
10日間で絵本をつくり、
 
伝える手段として
書籍化を夢みて(これ大事)
コンテストに応募し
 
いまは12月の結果を
待っている状態です。
 
お百度参りを
しようかなーと思いつつ
寒すぎて
 
「一度参り」すら出来ないでいる
しょーもない
おかあさんです。
 
 

 

 
でも、みなさんの想いも
一緒に届けたつもりです。
 
 
お金持ちの家に
もらわれていった
花ちゃんと
ふつーの家にもらわれていった
まあちゃん。
 
 
姉妹の末路はあまりにも
違いすぎました。
 


 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
そのふつーの家にもらわれて
行った
まあちゃんは、いま16才。
 
 
 

 
 
毎日ほほ寝ている
生活だそうですが、
 
猫に叩かれても「へっ?」ていう
顔をしながら
のんびり暮らしているそうです。
 
 
オムツ姿が
とても可愛いですね。
 
家族の一員として
大切に大切に
されていることがよくわかります。

 
 
 

 
 
そのまあちゃんから
 
長屋の小便小僧に
お揃いの
サスペンダーの贈り物が
届きました。
 
 
飼い主さんが、
このブログを読んで
 
まあちゃんと同じ胴長の
小便小僧のオムツが
取れやすいことを心配して
 
 
まあちゃんと
お揃いのメーカーさんから
猫用のサスペンスダーを注文して
送って来てくれたのです。
 
 
ありがたいですね。
 
さっそく昨日、スタッフの
みわさんと
付けてみました。
 
 
実は急に
オムツじたいを
嫌がり始めた小便小僧。
 
 
 
 
 
1人ではもうなかなか
オムツを付けさせて
くれないので
2人がかりです。
 
 
 
 

 
 
次にサスペンダー。
 
あら、なんか
間違えたかな、
 
 
 
 

 
 
どうやら付け方を
間違えたようです、
 
 
ひとこと。
すまん。
 
 
 

 

ごめんよ、ゴカイ、
次はちゃんとつけてみるよ。
 
まあちゃんの
飼い主さんが
レクチャーしてくれたのですが
 
 
 

 
 
ふつうにこのわっこに
首を通せば
 
 
 

 
 
猫じたいにも
ストレスはかからず
楽なんだそうです。
 
 
まあちゃんのおうちの
猫さんをモデルに
付けてもらいましたが
 
全然楽そうですね。
 
 

 
 
それにしてもまあちゃん、
幸せそうだね、
 
 

 
 

 

 
夏に長屋に
20才のじいちゃんが
やってきて
 
 

 

骨皮すじえもんに
なりながらも
 
「生」にちゃんと
執着する姿をみせてくれて、
 
 
 

 
みんなに
「やれ、じいいちゃん」
「それ、じいちゃん」と
心配され、
 
 


じいちゃんも、
『わしは、しっかり生きてるぞ』
という意地をみせ、
 
最後まで転がりながら、
倒れながらも
自分でトイレにいき
 
 
 


 
前の日に
ちょっとだけ
「よっこいしょ」と甘えて
 
 
 
 
 
静かに空に還りました。
 
幸せな
最後だったと思います。
 
 
可愛い顔してた
じいちゃん。
 
 
 

 
その、じいちゃんと
同じ家から来て
 
同じ可愛い顔をした
しろちゃんも
 
 

 
ツキネコで
みんなに可愛がられながら
余生を過ごしています。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
老犬のとっくんとも
いいコンビです。
 
 

 
 
老犬、老猫、
 
 

 
 

 
 

 
 
みんな年をとれば
足腰も弱り、食も細くなり、
身体も頼りないくらい
軽くなっていきますが
 
だからといって
命の重みは変わりません。
 
 
じいちゃんの時も、
身体が軽くなればなるほど
命の重みが増していった
ような気がしていて
 
むしろ、最後の日々は
じいちゃんの
生き様を見せられてたような
気がしていました。
 
 
人間の
あわあわしてた気持ちを
ひっこめさせてくれたのは
じいちゃん自身だった様な
気がします。
 
 
年老いた動物の世話は
大変な事も多いです。
 
 
でも、ツキネコで大事にされてる
しろちゃん、
とっくん
 
そしてオムツになっても
のんびり過ごしている
まあちゃんの
穏やかな顔を見るにつれ
 
 
最後をこうして
人の温もりのなかで
過ごさせてあげることが
どんなに大切かを
ひしひしと感じています、
 
 
おじいちゃん、おばあちゃんの
動物達が教えてくれること
たくさんです。
 
だからこそ、我が子も
老いていく覚悟と同時に
 

もしも自分が面倒をみることが
できなくなったことを
人も動物も元気なうちから
想定して
 
家族みんなで、しっかり
話し合っていくことの
大切さを伝えたいです。
 
引き取ってもらえる
人や場所がなくなった
老犬、老猫が
そして心をなくした飼い主が

花ちゃんのような
悲しい最期を
むかえることがないように
 

最善の方法を
考えてあげてほしいと
願っています。
 
サスペンダーだけでなく
花ちゃん、まあちゃんから
教えてもらった
「命の大切さ」という
贈り物も
 
大切にしていきたいです。