「マッチポンプ」というのは、「自らマッチで火をつけておいて、ポンプの水をかけて消して、一躍ヒーローになる」という意味の和製英語です。

 ビジネスの世界だと、自社の製品を売る為にわざと問題を起こして、それを解決する為の商品を売って利益を得たりする行為を表すのに使われます。

 

 一般的にはいわゆる「陰謀論」と呼ばれていますが、コロナウィルスをバラ撒いて恐怖を煽っておいて、恐怖が行き渡った頃を見計らって「救世主」のようにワクチンを出してくる、というのも、その類です。

 

 スターシード・インディゴが被害に遭いやすいマッチポンプというのもあります。

 

 NAA(ネガティブエイリアン)は、私達が子供の頃から、サイキックアタックを仕掛けてきたり、親や誰かを使って虐待や性的トラウマを与えるような出来事を起こすことがあります。

 それは、このアセンションのサイクルで、覚醒したり霊的進化を遂げるのを妨害する為です。

 子供の頃は肉体的にも発達途中で霊的にも無防備である事が多いので、早いうちからトラウマを与え、一生の傷を負わせるというわけです。

 

 アセンションのサイクルで地球は既に第2調和宇宙に移行し、4次元領域を通過し始めた頃から、個人レベルの影響でハートチャクラが開花し始め、それまで感じられなかったものを感じる人が爆発的に増えました。惑星体と個人の体は連動しているからです。

(次元と人間のチャクラは対応していて、第1チャクラ⇒1次元、…第4チャクラ⇒4次元となります)

  

 この4次元領域というのがくせ者で、”アストラル界”とも呼ばれます。

 4次元低層領域はネガティブの宝庫ですが、4次元高層領域は「光のように見える」「愛のように感じる」という、”偽の光”が溢れている領域なんです。

 ですから、光や愛を体験したと思っていても実は、この”4次元高層領域での偽の光や、偽の愛だった”という事も充分起こり得ます。

 

 子供の頃に受けたトラウマが解消されないまま大人になり、そのトラウマの解消方法を知らなかったり、トラウマに触れたくない人にとっては、その4次元高層領域というのは、大変居心地が良いものとなります。

 ”愛や光のように感じられるもの”で溢れていて、精神的な充足感を得ることができるからです。

 

  真実の愛にアクセスするには、まずはトラウマであっても避ける事なく見ていく事が必要です。

 まずは霊的進化の道を究めるのが先です。

 それを避けて暗い部分を持ったまま、自分の外側の何かによって満たされようとすれば、闇の勢力が作った偽の世界に魅了されることになります。

 トラウマや闇のエネルギーを一掃しないと、その場所に本物の光が射し込んでは来ないからです。

 本人が偽の光に魅了されて”その中に浸っていたい”と感じている時、自由意志や同意の法則があるので、スターファミリーやガーディアンであっても、その人をどうにかする事はできません。

 

 ハートチャクラがハイジャックされると、性的トラウマを抱えた人は、第2チャクラに異常な性的エネルギーの蓄積を引き起こします。

 性的トラウマや性エネルギーは2次元の第2チャクラで、そのエネルギーを利用して4次元の領域へ引き込み、偽の光や偽の愛で、あたかもアセンションしたかのような錯覚を起こさせます。

 これは、”偽のアセンションマトリックス”として、その人を誤った方向に導く為に、ネガティブエイリアンやインポスタースピリットによって利用されます。

 又、子供の頃から取り付けられている第2チャクラのインプラントやアストラルコードにより、その性的エネルギーが吸い取られるという事も起こってきます。

 

 日本にはこの、”愛や光のように感じられる””偽の光を与える”コンテンツがたくさんあります。

 例えば、「王様と王子様」という意味の名前の男性アイドルグループがいますよね。

 その男性アイドルグループの女性ファンはお姫様扱いされ、「ティアラ」と呼ばれています。

 そのビジネスモデルを作ったのはそのアイドルグループが所属する会社の社長で、今はお亡くなりになりましたが、性加害で問題になっている人物です。

(ちなみに、その人はコントロールされ、「子供の頃にトラウマを与える」という役割を担っていました)

 

 プリンセスコードは、ネガティブエイリアンによって人間の集合意識に入れられた「フィルター」で、女性の性役割を意図的に歪め、偽りの女性のエネルギーを低次元に閉じ込めておくる為に使われます。

 そのプリンセスコードの中に、「男性は白馬の王子様で、女性を不幸から救ってくれる」というイメージの幻想があります。(詳しくはこちら)

 

 こういったプリンセスコードにより、いわゆる2次元や2.5次元で「お姫様扱いしてくれる男性」を求め、癒されたいと願う女性が多く発生します。

 そこには「私は男性によって愛され、癒され、幸せになりたい」という表面的な想いと、根底には「他人から癒し、存在を肯定してもらわなければならない寂しい存在だ」と自分を卑下するネガティブなエネルギーが渦巻いています。

 しかし潜在意識なので、その人は気付いていません。

 そして、そのエネルギーは吸い取られ、ネガティブエイリアンの本拠地に供給される構造になっているのです。

  これは、性的トラウマだけではなく、インナーチャイルドのトラウマを抱えた人にも適用されます。

 なぜなら、インナーチャイルドのトラウマにも、深い所では父親・母親・性的役割・性別のイメージというジェンダーの問題が必ず絡んでいるからです。

 

 あくまでもこれは「どのように利用されているか」であって、「そのアイドルグループがネガティブな意図を持ってやっている」ということではありません。

 むしろ彼等は、「女性を癒したい」という想いで活動しているでしょう。

 

 日本にはこのように、傷ついた女性の慰めになるようなコンテンツが多数あります。

 性的なものから、頑張っている女性の自尊心を上げるような励まし系まで、様々です。

 女性向けの風俗サービスまであるそうです。

  

 いわゆる日本で「サブカルチャー」と呼ばれ、世界にまで広がっている、オタク系・TL・BL・アイドルや2.5次元の推し活、そして自分を肯定してくれるキャラクターなど、そういったものは、ネガティブエイリアンによるコントロールが入り、その温床になっていると思っておいた方が良いです。

 「リアルで男性と接するのは怖いけど、2次元や2.5次元だったら」という人や、「他人から肯定してもらう必要がある」という人が、偽の愛や自分を肯定してくれる言葉を求めて流れてきて、依存する場所だからです。

 

 第2チャクラに異常な性エネルギーが蓄積している人は、女性であってもいわゆる「性欲が強い」状態になりますが、リアルの男性と接するのが怖い人は、エロ系の漫画や女性向けの動画コンテンツ等で性欲を満たそうとするようです。

 エロ系の漫画でも「癒し」とか「純愛」と言えば聞こえは良いですが、それは真実の愛などではありません。

 こういった性的コンテンツも「プリンセスコード」の一環であり、アタッチメントを介して吸い上げられたエネルギーは、ネガティブエイリアンの人類支配計画の為に使われます。

 

 それらのコンテンツはたとえ、やっている男性側や、コンテンツ作成者が「癒してあげたい」という純粋な気持ちであっても、コントロールしてエネルギーを奪っているのは目に見えない領域のネガティブエイリアンです。

 トラウマを抱え、インプラントを取り付けられて霊的な弱さを抱えているのは、女性側である事を認識することが重要です。

 その為、男性側や業者を値踏みして、「この男性は怪しいけど、この相手なら大丈夫そう」とか「誠実そうな男性だから」という話ではないのです。

 

 これは、その人が霊的進化によって4次元領域を突破して、4次元アストラル界のアタッチメントやインプラントの動作を認識できるようになったり、高い次元の周波数と比較できるようにならないと、ハッキリと理解できないことなのかもしれません。

 

 その為、「女性を癒したいという想いで真摯にやっている男性や業者」を求めて、それを本物の愛と混同している人もいるようです。

 たいていの人はそれが疑似恋愛だとわかっていて割り切っていますが、中には、どんどん深みにハマっていって区別がつかなくなり、そこに本当の愛を求めている人もいます。

 ホストクラブにハマって会社で横領してまでお金を貢いだ女性が、「彼は本当に私を愛していた」と思い込んでいたというのに似ています。

 

 もしそこに愛のような波動を感じたとしても、それは4次元アストラル界に投影された幻影の光でしかありません。

 これを「アストラルの至福」と言います。

 このアストラルの至福の周波数には中毒性があります。

 

 しかも、その2次元や2.5次元のコンテンツの世界に、「愛し、愛される」という愛のエネルギーの交換を求め、そういったエネルギーの循環を感じている人もいるらしいのです。

 実際にそういったことはあり得ませんから、その人は4次元のアストラル界での、エネルギーを奪い・奪われるという現象を誤認識しているのかもしれません。

 

 それに気付かなければ、自分はアセンションしたと錯覚しながら、このアストラル中毒に陥ったまま、一生を終えてしまう方もいると思います。

 

 これはもちろん、女性だけではなく、男性にも当てはまります。

 レイプや性的いたずらに遭う確率は女性より少ないものの、様々な理由により性的トラウマを抱える男性もいますし、インナーチャイルドも然りです。

 女性よりも男性の方が、感情を抑圧する傾向が強いので、表面的に浮かび上がりにくいのかもしれません。

 彼らもサブカルチャーの罠に囚われ、過激な性的漫画やサイト・キャバクラにハマってしまう場合もあります。

 

 トラウマに自ら向き合ったり宇宙法則に基づいた個人主権においてNAAのコントロールを振り払うのではなく、他の誰かによる性的なコンテンツや、耳障りの良い慰めの言葉で癒されたり愛を得ようようとすれば、霊的な弱さが生じるので、そこに必ずNAAによるコントロールが入って来ます。

 自分と向き合いアセンションの霊的進化に邁進する事無く、手っ取り早く他人から愛を得ようとしたり、寂しさを埋めてもらおうとしているからです。 

 

 そして、そのアストラル界の幻想にハマってしまった人は、エネルギーを奪われるだけではなく、霊的進化が止められることになります。

 アセンションにおける人間の霊的進化には、まだまだ先があるのです。

 最終的には、人間は誰もが男性性・女性性のエネルギーの両方を持っているので、それを統合する段階に到達するのですが、トラウマを抱えたままアストラル界にハマってしまうと、当然その段階には到達できません。

 それどころか、低位のチャクラの層を抜け出せなくなってしまいます。

 

 低位のチャクラというのは第1~第3チャクラですが、潜在意識の第1チャクラ、本能的なマインドの第2チャクラ、顕在意識の第3チャクラです。

 トラウマや恐怖、そして性的欲求にさいなまれるのは、第1チャクラ・第2チャクラが反応しています。

 優しい男性の声で「よく頑張ってるね、偉いよ」等と励まされて自尊心を上げたくなるのであれば、それは第3チャクラが欲しているということです。

 これら3つは、「エゴの層」と呼ばれています。

 

 3つのエゴの層と、4次元のハートチャクラをハイジャックされた状態では、それ以上のスピリチュアルな進化はありえません。

(ちなみにスタンダードな人間であれば、第15チャクラまで活性化可能です) 

 

 又、もし霊的進化を遂げて、自分のアイデンティティのステーションが変わり、高次元の光・愛に触れてしまうと、自分の中の愛の定義が変わってしまったり、それまで好きだったものが受け付けられなくなってしまう現象が起きます。

 その為、自ら低い次元に留まろうとする人もいるでしょう。

 しかしそれでは、ネガティブエイリアンの思うツボなのです。

 

 さて、冒頭の「マッチポンプ」についてですが、何がマッチポンプなのかというと、”NAAによって子供の頃に植え付けられたトラウマ(点火された火)を抱えたまま大人になり、そのトラウマを癒すようなコンテンツ(消化の為の水)が与えられ、それにハマってしまう人が続出している”ということです。

 この場合は、与えられた水(癒しのコンテンツ)では、トラウマ(点火された火)を消すことはできず、それどころか火に油を注ぐことにもなりかねないんですけどね。

 本人には全くコントロールされている感覚は無いかもしれませんが、集合意識にフィルターをかけられ、誘導されているわけです。

 

 スターシード・インディゴは何の為に地球に来たかというと、地球が集合意識レベルでコントロールされている状況から、惑星を正常な状態に戻す為です。

 人間の体を持った存在として、アセンションの霊的進化を遂げることにより、私達は惑星のアセンションに貢献することができます。

 惑星体と人間の体には対応関係があって連動しており、多次元構造の人間の体を高い次元に引き上げることにより、惑星の次元も引き上げることができるからです。

 

 ですから、一般の人と同じようにアストラル領域の偽の愛にハマっている場合ではないのです。

 性的トラウマのマッチポンプだけではなく、ルシファー主義の勢力に憑依されたチャネラーが流している偽のアセンションの情報を信じている人も多いようです。

 「私達は闇の体験をしたくて地球に来たんだから、自分達が望んで受け入れたことだ」と教えているスピリチュアルリーダーさえいます。

 

 たとえアストラル領域にハマってしまったとしても、このブログで紹介しているメソッドを使って波動を上げ、それに気付く事も可能です。